気軽に見られて楽しめる詐欺師ドラマ「華麗なるペテン師たち」第2話です。
<#2 目には目を Faking It>
今回はちょっと変わった趣向の動機で始まった詐欺でした。
メンバーの重要人物であるアルバートが、賭博でのいかさまがバレて、その賭博場の経営者であるゴーリーという男に重傷を負わされ、しばらく入院、ということになってしまいます。
ゴーリーは大変に暴力的な男で、なるべく関わりたくない種類の人間でしたが、彼の弱点を見つけ、なんとかひと泡吹かせてやりたいと、メンバーたちはゴーリーの身辺を調べ始めます。
そこで分かったことはゴーリーが無類の映画好きということでした。
もう、この辺が・・・ドラマ!!!
そこで、メンバーたち、ありもしない映画製作の話をでっち上げ、ゴーリーからふんだくり計画を立てます。
正直、詐欺の動機としては弱いというか、なんですかそれは?という感じもしなくはないのですが、みんなでアルバートの敵を討つってところがなんとなくかわいくてハートウォーミングだし、まいっか。
しかも、ゴーリーを説得する段になって、修行中のダニーがどうやって彼を言いくるめるのか、というシーンが、ミュージカル風の映像で煙に巻かれてしまった…という気もするのですが、それもまいっか。
だって、詐欺師ドラマですからね、演出の手法も詐欺チックでいいんじゃないでしょうか。
でも実は、ゴーリーが映画好き、特にクラシックな映画ファンってとこで、なんとなくゴーリーにシンパシーを感じるというか、憎からず思い始めてしまったのは私だけではないのではないかな。話せば仲良くなれそうっていうか…甘いか。
さて、今回、ミッキーの妻という人がやってきて、ミッキーに離婚届を差し出します。
見るからに沈んでしまうミッキー。
だけど、詐欺師ってなるべく身軽の方がいいでしょ。
とっととハンコを押してしまいなさいな。英国だからサインですけどね。
なんか、最近、重い映画とか見ること多かったから、このドラマが心のオアシスって感じです。
こういうライトなドラマもないと!!
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