「新米刑事モース~オックスフォード事件簿~」です。WOWOWです。
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↑まだ日本語版が出てないみたいでインポート版です。
1話が映画並みに結構長い(中身も充実してる)ので、2話で終了の単発ドラマシリーズかなと思っていたら、3話以降もあるみたい!で、とーっても嬉しいです。
なぜって1話と2話が面白かったから。
プレビューでは、「イギリスでシャーロック・ホームズを凌ぐ人気のモース警部。その新米刑事時代を描く。」てなってたんだけど、私は恥ずかしながらそのオリジナルドラマを観たことはなく、いやはや申し訳ないなと思いながらも見始めました。
何がいいってまず時代背景。
英国は今でもステキですが、それでもやはり60年代の街並みや風俗は特に惹かれるものであります。
女性たちの髪型、洋服、帽子!学園都市の若者たち、刑事のコート、パイプ・・・
輝ける60年代です。
そしてモースたちが使っている警察車両はなんとジャガー!
しかも現代では希少なクラシカルデザイン。ときめくわ~・.。*☆
主人公はオックスフォードを中退し、刑事になったエンデバー・モース(ショーン・ヤング)。
かなり初々しいですが、切れ者なのはちょっと口を開けば分かります。
だから周りの重鎮からは最初から若干煙たがられますが、理解者も当然現れます。
この時代なので、科学捜査なんてほとんどありません。
地道に古風なやり方で事件を少しずつ、解明していきます。
キーとなるアイテムも、古い詩集だったり、オペラのレコードだったり、いちいちクラシカルで素敵なんですよ。
最初はお酒飲めません、って感じのモースでしたが、上司に誘われパブでビールを開けてからというもの、ガンガン飲んでます。ホントは強かったんですね。しかもモースの飲んでるビール、いつもブラックかハーフっぽい、ちょっと濁ったビールなんですよね。それがまたなんかカッコいい!
真面目で若干おとなしめ、繊細で上品なルックス、優等生タイプのモースですが、ハッキリ言って美人に弱いのが玉にきず。っていうかそこが魅力でもあるのかな。
1話も2話も、事件の中枢に絡む人物に、なんと恋してしまいます。かなり真面目な恋心ww
この思い入れの強さ、刑事としては問題かも・・・でも末は英国で一番人気のモース警部になるわけだから、結果オーライだったのでしょう。
この時代って戦後から現代への過渡期で、大学や若者たちを中心として、時代が動こうとしている空気感が、セリフや映像からもうかがえます。
クラシカルな雰囲気とサスペンス好きならもってこい!の作品となっています。
3話以降も楽しみ~♪♪
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