鳥越俊太郎さんの『がん患者』読みました。
癌の部位は違いますが、
手術・治療etc.…参考・勉強になりました。
気になる部分も…。
まず、『抗がん剤が効いてない?』で、
鳥越さんが抗がん剤を飲んでも副作用がないと告げると、
先生に「効いてないんだよ。」と言われる所。
その先生曰く…
「正常細胞にも作用があってそれを『副作用』と言いますよね。
副作用がないということは、何ら正常細胞に作用していないことになります。
正常細胞に何の影響もないということは、異常細胞、つまり悪性腫瘍にも
何の作用も与えていない可能性があります。
つまり効いていない、ということになるわけです。」
私、副作用緩かったように思っています。
だから、再発…
それに、書店でバイトしていて、
『抗がん剤は効かない -近藤誠- 』を横目で見て気になっています。
怖くて読めないけど…。
…って言う事は、次の抗がん剤治療、つらければつらいほど
効いてるって事になるの…
それはそれで、イヤだけど…
…と、あとは転移。
おバカな私は、転移を上手く(?)イメージ出来ていなかったんですが、
本を読んで、バッチリイメージ出来ました。
「…すでにあるかどうかということですよね。
つまり、今から転移することはないんです。
今検査でわからないような転移が、他にもあるかないかですね。
…目に見えてないだけで、これから見えてくると…。」
…って事なんですね。
…で私の場合それが見えたって事ですね。
そして、今はまだ見えていない癌細胞をやっつける為に、
もう1回抗がん剤するわけですね。
本を読んでいて、次々に転移する様子は怖いけれど、
私も、『終わりなき戦い -残り時間を楽しく生きる- 』 を
忘れないでおこうと思いました