下りきった場所から上を見上げると、相当深いところまで来たことに気づかされます

相変わらず周囲では、風もないのにカサカサと音がしています

生き物たちを驚かせてしまっているような気がして

「ごめんね。邪魔しないから大丈夫だよ」

小さな声で語りかけました

空気が澄み切って本当に気持ち良いです

ここから少しずつ上へ向かいます

歩いて行くと、急に視界が広がりました

202

203

206

中ほどにある広場のようです

朝早くからここに来ていましたが、時計の針はもう11時半を指していました

2時間以上も園内を堪能していたのですね

誰もいないと思っていましたが、この広場の先で体操をしている団体さんがいました

自宅で体操するよりも健康に良さそうですね(笑)

さて、その団体さんを尻目に歩いていきます

中途半端な季節だったようで、花はあまり咲いていませんでしたが

ちょっとだけ

207

208

花が目的というよりも、森に包まれたいと思っていましたので

ここで出会えたことも運命

そして、ハンカチの木というものに出会いました

葉が白いハンカチのように見える事から名づけられたものです

十分に眺め堪能した後に写真を何枚か撮りましたが、不思議な事に白い葉がうまく写りません

何回やっても写りませんでした

こんなことは初めてです

仕方がないので泣く泣く諦めます。。。

入り口の右手側から園内に入りましたが

左手には中ほどの広場以上に広い平地がありました

ぐるりとひと回りしてそちら側から戻ってきた私

お腹も鳴ります

野草園にお食事処があったので頂く事にしました

カウンターの女性2人と話をします

「ハンカチの木、見ました?」

「はい、キレイでした」

「今年は今までにないくらいキレイに白く大きくなったのよ」
「毎年見ている私がびっくりするくらい」

その話を聞いて思いました

あの場で写真が撮れなかった理由

滅多にないことだから写真ではなくしっかりと目に焼き付けなさいよ

そういう事だったのですね

例年になくキレイに葉をつけたハンカチの木を見る事が出来たことは幸せな事だったんです

しかも、初めての野草園で。。。

心がほっこりしました

今年はまだ行くことが出来ていませんが、年内中にいつか行きたい(県内どころか市内ですし)

書きながらそう思いました