遠出が続いていたことと、近場を開拓する意味で野草園に行くことを思い立つ
乗り継がなくても行けそうではあったが、せっかくのちょい旅を思う存分楽しむため
わざわざバスを乗り継いで終点の野草園まで連れて行ってもらう
何十年とこの市に住んでいるが、まだまだ知らない道があると思うと
それだけでワクワクする
そんな童心に戻ったような気持ちを忘れたくなくて
雑記帳と称したハンディサイズのメモに、事細かに見聞きし感じたことなど書いていく
楽し過ぎる☆
そう思っているうちに到着
入館料はほんの数百円
安い!!
9時過ぎくらいには着いたはずであったが
私が1番目かと尋ねると、もうすでに入館している方がいるらしい
そんなにいいところなのか?
ますます期待が膨らむ
「いってらっしゃい」
受付のやさしそうな女性に見送られ、いざ野草園に足を踏み入れた
あ、空気がいい!
これが一番の感想
広々とした敷地は、全体が森そのもの
余計な手を加えずに管理された園内は、私の期待を裏切らなかった
案内図を渡されたが、見ながら動くタチではないので
気の向くままに探索




この日も快晴で気持ち良い
人の気配が全く感じられない
私の歩く音だけが周囲に響く
写真を撮っていると
風が吹いて枝同士がこすれ合う音と葉がたなびく音が聞こえる
もっと周囲に意識を向けると
風はないのにカサカサと音がする
生き物の気配を感じながら奥へと進む