Second Life in 山東省潍坊(維坊 イ坊 Weifang)市

Second Life in 山東省潍坊(維坊 イ坊 Weifang)市

2011年は中国湖南省長沙市で仕事をしていた。
が、訳あって2012年からは山東省潍坊(維坊 イ坊 Weifang)市で、中国でのSecond Lifeを送ることになった。
これはその記録である。

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9月27日未明


父が亡くなった。90歳だった。

長生きの方だ。でもやっぱり悲しい。

子供の頃は、さんざん父に悪態をついた。

そして、この歳になるまで、ずっと迷惑をかけてきた。

平成16年に無くなった母にも、よく言われた。

「敏行はいくつになっても苦労のかかる子だわ。」と。

でも、もう苦労をかける両親はいない。

いつかはこんな日が来る。

だれにでも来る。


気持ちをしっかり持って受け止めなければ。


「お父さん、敏行は28日に帰るよ。」

8月下旬


会社からの給料振り込み用の銀行口座を作りに出かけた。

日本への送金の事を考え、やはり中国銀行が良いだろうと思い、その支店に行った。


さすがは中国銀行である。建物がでかい。ひときわ高いビルである。


先ずは口座を作る。特に問題なく出来た。


しかし中国ではそれで終わらない。


海外送金の方法を聞くべく、担当の窓口へ。


必要書類は?日曜日はやっているのか等々を聞き、次に


送金の限度額を聞いた。すると


  銀行員「一回の送金の限度額は3千元です。」


ん?三千元?と言う事は・・・3万7.5千円?


ウッソー、そんな事ないでしょ


  銀行員「3千元です。」


それじゃ全然無理だよ。


通訳に言って、別の銀行にする事にした。


次は中国工商銀行。ここも大手。


先ずは口座開設。


  銀行員:身分証明書を見せてください。


  僕:パスポートを出す。


  銀行員:(しばらくパスポートを眺めて、)

     これ以外の身分証明書はありますか?


  僕:ないよ

    そもそもパスポート以上の身分証明書があるか。

    日本の外務省が出してるものだぞ。ふざけるなむかっ


  銀行員:(またしばらく眺めて)

        この下の方に書いてある記号はなんですか?


  僕:そんなの知るかっ

     まーちゃん(通訳)、他へいこっ こんなとこで作るかっ


次に行ったのが、交通銀行。ここも大手。


通訳に海外送金のことを聞いてもらったら、ここの支店は小さいから、海外送金は出来ません。

との返事。


最後に交通銀行の大きな支店。


ここでやっと口座を作り、海外送金も出来、送金の限度額も3千元でない事がわかった。


なっななんと、口座をつくるだけで丸1日かかった。

9月26日


今日の午前中は健康診断。

ただし対象が会社の管理職だけ。


なぜ? 全員じゃないの? 


「○○歳以上」と言う訳でもないし、どういう基準で決めてるんだろう??


健康診断といえば、以前にここで受けた時のことが思い出される。

Zビザを取る為に受けたものだ。



8月下旬。通訳と一緒に近くの病院に行った。

受診する科と、診察結果を書く欄がある1枚の紙を渡された。


身長、体重、視力・・・


ふんふん、日本の健康診断と変わりないな。


そして、外科と書いてある欄に目を移した。


ん? えっ? なに? 


目が点になったドクロ


「生殖器 肛門」


うっそー叫び


そんなとこ、検査するの? それに通訳女性だよ?


いやぁ、まいった。 どうしよ。 でももう、覚悟するしかない。


で、先ずは内科。


先生「身長は?」


僕「えっ? 175です。」


先生「体重は?」


僕「72.5」


何よ。自己申告? 意味無いじゃん。



そして、いよいよ、外科の所へ。


えーい、もうどうにでもなれ。 と思い椅子に座る。


すると先生が、診察用紙に書き始めた。


えっ? 何も検査しないの? いーかげん。


だったら、こんな診察項目書くなむかっ


頭にくるような、ほっとしたような・・・。



さてさて、今日の健康診断はどうなるのでしょう???



今日は9月25日


可愛い可愛い愛犬ショコラの5歳の誕生日。

今頃パーティをやってるのかなぁ・・・

電話掛けたけど、出てくれない。サビシー


そして、中国山東省に来て、一ヶ月以上が経ってしまった。


色々あった。でも、感覚が麻痺してしまったのか、「まっいいか」で済んでしまい、

ブログに書くほどのことではないか、てな感じで過ぎてしまった。


でも、反日デモはちょっと衝撃的だった。


やっばりブログ書こう。

もう一度初心に返って、今までの事をさかのぼって書こう。


でも今日はここまでにしておこう。


この後が続くかなぁ?

いゃ、続けるんだ、明日から・・・

新しい仕事先が見つかった。

今度は山東省潍坊市。「潍」の字は日本語には無く、「維坊市」とか「イ坊市」といった表現をしている。

ピンインではweifangとなる。


さて、その潍坊市だが、山東省のほぼ中央。青島市の北西130kmくらいのところにある。飛行場は有るがローカル線しか飛んでいない。日本から行く場合は、青島に行き、そこから車(by高速道路)で2時間程度の所だ。


緯度は栃木県日光市とほぼ同じ。気候も東京と似ているようだ。総面積は15859k㎡。東京都の面積が2188.67k㎡だから約7倍。広いっ!さすが中国。そこに約848万人の人が住んでいる。


日本人は100人程度いるらしい。最初日本人はいないと思っていたが、青島領事館の情報では、それだけいるらしい。

JUSCO(AEON)が有った。でも日本人が少ないので、日本製品がどれだけあるかは分からない。


潍坊市で有名なのは凧上げらしい。毎年4月に世界中から凧上げに人が集まるらしい。日本からも参加者がいるらしい。


8月中旬には渡航予定。

果たして中国での生活第二弾は、どの様な事になるのであろうか???