ブログを書くのに飽きて数ヶ月ほど放置してましたが、まあ……「3Dプリントで鉄道模型を作る」の続きみたいなやつです。

あの後紆余曲折あって何とか出来上がりました。

で、これをDMM.makeにうぷする。材質はアクリルを選択、鉄道模型に一番向いているマテリアルです。

少々お高いですが……(^^;)

で、届いたものがこれ。

カッコいいですねぇ。ちなみにランナーが垂れてしまっていますが、問題ありません。

ちゃちゃっと組み上げ。後から気付いたけど屋根は塗装後に別で付けた方が良いかも。その方が運転台も塗りやすいし。ちなみに私は前付けしたせいで拘りの運転台モールドが塗れませんでしたorz…… でも前付けは接着剤のはみ出しが修正できるのが強み。

あと屋根は積層痕がかなり酷かったので、塗装前に丁寧に処理する必要がありそうです。前面の折妻部の積層痕は1000番サフを厚吹きしたらどうにかなります。

あと渡り板のバリ取りが地味にムズイです。なぜなら、

ランナーとの強度を持たせるために裏側までゲートが回り込んでいるのです。まあ気にならない程度ではありますが。

サフ吹き。避雷器は台座と本体で色が違うのと、ランボードは屋根色なのに気を付ける必要があります。それにしても屋根の接着が下手。3Dキットは瞬間接着剤で組み立てるゆえ、部品の貼り合わせが一発勝負なのが難しいところです。塗り過ぎると溢れて大変なことになるので、屋根は車体とぴったり合わせた上で裏側からゼリー状の瞬間接着剤を点付けして固定するのが良いかもね(経験者は語る)

ちなみにスケールは過渡とGMキットの中間くらい。どっちと繋げても違和感が無いように配慮しました。

車体はGM小田急アイボリーとタミヤのブライトレッドを使用。ブライトレッドは艶、アイボリーは半艶なので、後から半艶クリヤーを吹き付けて色を整える必要がありそうです。あと赤は特に色出しの下地塗装はせずグレーサフの上から直接吹き付けました。

実車はスカーレットらしいですが……う~ん、色ももうちょい研究する必要がありそう。

電車の木、じゃなくて乾燥中の様子。

で、マスキングしてアイボリーを塗装したのがこれ。良いねぇ!

ちなみに運転台仕切りはコックピット色(中島系)を使用しました。他、屋根はねずみ色1号、屋根上機器と配管は灰色9号といったところです。

そしてこの車特有の嵌め殺しHゴム窓。色差し地獄です。ちなみにHゴムはモールドだけでなく窓の断面まで塗ると見栄えが良いですよ。

ちなみにパンタ碍子もアイボリー。定鉄電車は横碍子パンタだったので屋根に直接モールドしました。

動力ユニットはGMコアレスの18m級、結構フンパツしましたが、流石お高いだけ性能が良いですね。スローも効くし滑るように走ってくれます。

台車はDT10を使用、床下機器は特に並べ替えずそのままポン付けしました。パンタは形状が似ていて安定供給されているもの、ということでPS11をチョイス。実車のパンタは灰色だったので灰色9号で塗装してやると尚良いかも。今回はスルーですが。

あと窓セルが地味に難しいです。GMキットに付属の塩ビ板を使用したのですが、前面窓は天地の長さを詰めた上で狭い糊代に少量の接着剤を付けて取付という塩梅。次回作(作るかどうか知らないけど)ではもう少し考えて設計しようと思います(-_-;)

てなわけで色々すっ飛ばしたけど完成。

電車の形になってしまえば細かいことは気にならなくなるもんです。

 

 

走行シーンです。後ろに繋いでるのは旭川電軌モハ1001。まあ定鉄のモ2100の兄弟車ってことで……

 

今回製作したこのキットはDMM.makeで頒布しています。