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子供の低身長改善チャレンジプログラム

子供の身長はサプリでは伸びない!わかっているけど買ってしまう。今は治療できる時代。でも治療だけでもダメなのです。多くの方々と情報共有・情報発信して子供の低身長改善にチャレンジ!

新宿・神楽坂にあります、とびた(飛田)整形外科・内科クリニックです

本年度2月1日(月)に新規開院致します

開院に先立ちまして、
地域の皆様にクリニックのことをよく知っていただきたい!
子供の身長が気になるご本人・ご両親に身長は治療できることを知っていただきたい!

と考え、内覧会を行うことといたしました。

内覧会

皆様のご来院をスタッフ一同心よりお待ち申し上げます



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とびた(飛田)整形外科・内科クリニック

主な治療内容
1)整形外科一般
2)骨粗鬆(そしょう)症
3)腰痛・膝関節痛
4)生活習慣病
 ・高血圧
 ・糖尿病
 ・脂質代謝異常(高脂血症)
5)小児低身長に対する成長ホルモン治療
(神楽坂)とびた整形外科・内科クリニックです
2月1日の開院前に当クリニックで行う治療について発信しております

本日は子供(小児)低身長治療における検査についてです。


低身長症が疑われる場合、いったいどのような検査を行うのでしょうか??
今日は、お子様が低身長症の場合にそれが異常があるのか、それとも異常がない低身長なのかを医学的に検査する方法についてお話します。

Step 1
来院初日
①母子手帳や学校の成長記録を見ながら成長(身長)発達状態を評価します

低身長の目安です
しん



②食事・運動・睡眠状態を確認して、生活習慣に問題が無いかどうか判断します
③体のバランスを確認します
体に比べて手足が短くないかどうか?
ターナー症候群などに特徴がある、翼状頸(首にえらのようなはりがあるかどうか)
などなど、遺伝子や染色体に異常がある場合、身体に特徴的な所見が現れます
この状態を確認します
④レントゲン検査:基本は手のレントゲンを撮影し骨年齢を評価します。暦上の年齢と身体の成長年齢は異なることがあります。その為、簡易的に撮影できる手のレントゲンを確認しながら、骨の成長(体の成長を)確認します。その他、必要がある場合は関節に異常が無いかどうか?背骨に異常が無いかどうかを確認する場合があります。
⑤一般採血検査・尿検査:採血検査は健康診断などで行われる検査項目に加えて、ソマトメジンCの量やお子様の年齢に依っては男性ホルモン値(テストステロン)や女性ホルモン値(エストラジオール)などを検査いたします。

健康診断で行われる項目には、肝臓や腎臓、また甲状腺に異常が無いかどうか?また、アレルギー反応が強くないかどうかなど、成長に関わる項目を全て検査して総合的に判断します。

私は内臓や甲状腺に異常が認められないお子様に関しましては、ここで検査するソマトメジンCの値を大切にしております。
これは、成長ホルモンが肝臓に運ばれ、その後肝臓で生成される物質でお子様の成長に関して極めて重要です。
このソマトメジンCは、骨の成長を促すのみならず筋肉や神経といった体全般を作るために非常に重要な要素です。
ソマトメジンの参考値を添付します

そまと




尿検査:尿検査で最も大切なのは、尿中に糖分が出ていないかどうかです。つまり糖尿病があるかないかを判別します。糖尿病には2通り有ります。1つは生活習慣病と言われる、皆様の生活習慣が引き起こすものです。多くはある一定の年齢を過ぎた後に発症します。2つめは遺伝による糖尿病です。幼少時より発症するため、生涯を通して治療を行う必要があります。尿検査ではこの遺伝による糖尿病を確認します。成長ホルモンの分子構造は糖尿病の治療で用いるインスリンに非常によく似た構造になっております。その為、遺伝による糖尿病をもったお子様には成長ホルモン治療は注意が必要になります。


その他の検査
身体に異常が疑える場合(骨系統疾患 ターナー症候群など):詳しい検査の追加が必要です。遺伝子検査や染色体検査を行います。

頭部のMRI検査:成長ホルモンや甲状腺ホルモン・性ホルモンの分泌を促すホルモンは脳の下垂体という部分にあります。この部位の異常の有無の検査目的にて行うことがあります

Step 2
来院2日目:検査結果説明および成長ホルモン分泌刺激試験

初診でいらして頂いた時の検査結果を元に、必要がある方に対して成長ホルモンの分泌刺激試験を行います。
これに関しましてはHPの検査の流れを参考にしてください



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(神楽坂)とびた整形外科・内科クリニックです

H26年2月1日開院となります

開院に先立ち、このブログを通してクリニックのコンセプトや治療の内容などを発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。


第1回は、
”小児低身長に関する概要”をお話します


お子様の身長(低身長)が気になるご両親に関しましては、身長を伸ばす様々な情報を耳にすると思います。
その1つに成長ホルモン治療があります。
この治療も万能薬では無いため、全てのお子様に効果が期待できるわけではありませんが、
・身長がみんなよりどんどん離れていく
・ご両親の身長に比べて、低い気がする
・極めて食が細い・(原因なく)睡眠が浅い・運動すると疲れやすい。。。。。
などのお子様に関しましては、検査を行い治療の効果が期待できることが多いです。

しかし、どんなお子様に関しましても、治療が有効なのは
思春期までです!!

今の日本人は、女の子は9.9歳 男の子は11歳6ヵ月で第2次性徴(思春期)が始まると言われております。

お子様の成長にはご両親は一生関わる必要があるのに、身長は早い段階で気付き・正しい判断を持って・行動に移す必要があるのです。

私は、皆様の大切なお子様の成長に少しでも役立てるよう、本日から開院までの1ヵ月間お子様の成長(身長)に役立つ情報を発信して参ります。


・背を伸ばすために絶対必要なこと
1)食事:バランスのよい栄養を規則正しい時間に摂る必要があります
2)睡眠:年齢別で絶対に必要な睡眠量があります
例えば
小学生・中学生 11時間
高校生 9時間

現在の小学生の平均睡眠時間 8時間30分、高校生の平均睡眠時間7時間30分

3)運動:お子様が好きな運動をやらせてあげる必要があります。これは運動する時間でも種目でもありません。
良く、バスケットやバレーボールが背を伸ばすと言う方がいますが、関係ありません。
運動で期待できる効果は 平衡バランス 基礎体力の向上 基礎代謝(汗をかくこと)の向上 筋力量の増加 心臓や肺の機能の向上 ストレスの発散  なとなど
つまり、お子様が好きで好きでたまらない、、といったスポーツを見つけてあげてそれを細く長くやらせてあげることが必要です
4)愛情: 愛情が遮断されたり、ストレスが多くなると、お子様の情緒が不安定になり食欲が低下し睡眠不足になります。愛情は大切です。
5)遺伝:身長の80%は遺伝が関与すると言われております。残りの20%が生活環境(運動・食事・睡眠・愛情など)です。この20%が実は非常に大切です。男の子では予想される身長より9センチ大きくなるし、また9センチ小さくなる事があります。女の子は8センチです。
この9センチや8センチは非常に大きいですよね。

これらのことを大切にしてあげているのに、背が伸びない、、、と感じることがあると思います。
その場合は身体に問題があることもあります

例えば
1)睡眠を阻害する病気がある
・喘息
・アトピー
・扁桃肥大
・鼻中隔湾曲症
・夜尿症  など
2)遺伝子の病気
・骨形成不全症 など
3)内臓の問題
・腎臓 肝臓などに問題がある
4)染色体の病気
・ターナー症候群 など
5)成長ホルモンの分泌に関わる問題

これらの事はご自宅でどんなに生活環境を整えても改善できない場合があります
その場合は病院やクリニックを受診して見ることをお勧めします




本日第1回のお話のまとめは、
お子様の成長(身長を伸ばす)こと、お子様の身長が伸びない原因を探すことで、ご両親にとって最も大切な事は
1)お子様の生活環境(食事・睡眠・運動・学校などのストレス)をサポートする
2)生活が問題ない場合は、インターネットで調べるよりも病院を受診する

明日は、病院やクリニックを受診した場合、実際にどのような検査を行うのかをお話いたします。


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