ヨーロッパのリゾート地として密かに人気を集めているキプロス共和国。
ギリシャとトルコの文化が融合するこの美しい島国は、地中海の真珠と称されるほど魅力的です。
この記事では、レンタカーで効率よく観光するために必要な日数や、旅行中に感じたちょっとした注意点、現地の食文化、そして特に印象的だったアヤナパの海の美しさについて詳しくご紹介します。
これからキプロス旅行を計画している方や、ちょっと気になっている方に向けて、実体験に基づいたリアルな旅情報をSEO対策付きでお届けします。
キプロスは「意外と広い」!レンタカー旅行には最低5日、理想は1週間
キプロスは地図で見ると小さな島のように思えますが、実際に訪れてみると想像以上に広く、見どころが点在していることに驚かされます。
主要都市(ニコシア・ラルナカ・リマソール・パフォス)や、海が美しいアヤナパ、山岳部のトロードス地方など、どこも異なる魅力が詰まっており、レンタカーを使って回るのが最も効率的な移動手段です。
● 必要な日数は?
-
最低5日間あれば主要都市とアヤナパを巡ることが可能ですが、やや駆け足になります。
-
時間と予算に余裕がある方は、1週間程度を見ておくとゆったりと旅が楽しめます。
特にパフォスなどの遺跡や海岸線、トロードス山脈などに立ち寄る場合は、運転時間も長めになるため、ゆとりあるスケジューリングがポイントです。
【注意点】ホテルのタオルはヨーロッパ仕様!1泊でも3泊でも「1枚だけ」
キプロスのホテルやアパートメントタイプの宿泊施設では、タオルの提供枚数が基本的に1人1枚のみというのが一般的です。イタリアやヨーロッパの基本スタイルがそれなので、高級ホテルではない場合、1枚を大切に使いましょう🤭
追加で欲しい場合はフロントに依頼する必要がありますが、無料で追加してもらえるとは限りません。
これは環境配慮やヨーロッパ文化による合理性に基づいた運用で、清掃も2~3日に一度というスタイルが普通です。
そのため、もしも心配な場合はタオルの替えや速乾タオルを自分で用意しておくと快適に過ごせます。また、自分へのお土産にするつもりで、キプロスの地図やロゴの入ったタオルを買うのもお勧め。私も買いました!
キプロスの物価感は、ヨーロッパに比べると安いです!
アヤナパの海は想像以上に透明!感動する美しさ
キプロス旅行で最も印象的だったのが、アヤナパ(Ayia Napa)の海の美しさです。
エメラルドグリーンからコバルトブルーへと変化するそのグラデーションは、まるで絵に描いたよう。
特に有名な「ニッシ・ビーチ(Nissi Beach)」や「フィグツリー・ベイ(Fig Tree Bay)」は、地中海屈指の透明度を誇り、シュノーケリングやSUPにも最適なビーチです。
どこを切り取ってもフォトジェニックな風景が広がっており、まさに地中海リゾートの極みといえるでしょう。
食事は“メゼ”が基本!少量多品の幸せディナー
キプロスの食文化は、ギリシャ料理と中東料理のハイブリッドのような魅力があります。
なかでも定番なのが「メゼ(Meze)」と呼ばれるスタイル。
● メゼとは?
前菜・サラダ・肉料理・魚介・グリル・デザートまで、少量ずつ多品目の料理がテーブルに次々と運ばれてくる形式です。
これが本当に楽しく、友人や家族との旅ならわいわいシェアしながら食事を楽しむのにぴったりです。
特にグリルされたハルーミチーズや、オリーブ、タコのマリネ、ムサカなどが絶品。
ワインや地元のビールとの相性も抜群です。
2人だと食べ切らない量が出てきます。うちは2人で大食いなのですが、食べ切った日はありませんでした、、、大人3人〜4人でちょうど良いかもしれません。必ず量を聞いてから追加の料理を頼むと良いかと思います。
キプロスは「ギリシャを感じられる」場所が多い
キプロスは政治的には独立国ですが、文化や宗教、言語などはギリシャとの強い結びつきを感じさせます。
-
街にはギリシャ正教の教会が多く、青と白の建物が立ち並ぶ様子はまるでギリシャ本土。
-
現地の人々の多くはギリシャ語を話し、食文化や祭りもギリシャ色が強いです。
ギリシャに行ったことがある方なら「なんだか懐かしい」と感じるでしょうし、ギリシャに行ったことがない方でもそのエッセンスを手軽に体験できる場所としておすすめです。
【意外な注意点】観光地は閉まるのが早い!
キプロスを旅行していて気づくのが、多くの観光地や博物館、遺跡が閉まる時間が早いという点です。
例えば、午後4時~5時頃には閉館してしまう施設が多く、夕方以降の観光にはあまり向いていません。
そのため、観光は午前中からスタートし、午後はビーチや街歩きにあてるような計画が理想的です。
買い物や食事は夜でも楽しめますが、歴史的観光地はとにかく朝が勝負です!
キプロス旅行のまとめ|レンタカーで自由に巡る「大人の地中海旅」
-
キプロスはレンタカーで巡るのが最も効率的。最低5日、できれば7日間の旅程がおすすめ。
-
ホテルではタオル1枚が基本のヨーロッパスタイル。速乾タオルを持参すると便利。
-
アヤナパの海は感動レベルの透明度!地中海リゾート気分を満喫できます。
-
食事は多彩な“メゼ”で大満足。ギリシャ風の料理とお酒をゆったり楽しめます。
-
ギリシャ文化を感じられる建築や街並みが多く、写真好き・歴史好きにも◎
-
観光地は夕方には閉まるので、早起きして午前中から行動するのが鉄則。
-
ワインやオリーブ、オリーブオイルが格安
キプロスは日本からの直行便こそないものの、ギリシャやトルコ経由で比較的簡単にアクセス可能です。
混雑しすぎず、のんびりと過ごせる地中海の隠れた宝石のような島――それがキプロスです。
あなたもぜひ、次のヨーロッパ旅行の目的地に、穴場のキプロスを選んでみてはいかがでしょうか?