我が子の受験が終わりましたが、続いているので読んでいる「2月の勝者」。
今日16巻が届きました。まだ、開いていませんが表紙を見て、このブログのことを思い出しました(笑)
結果報告のところで「至らなかったことを書く」と書いてはや半年。
そんなもん、月日が経ったら忘れちゃうよね…
ということで、第一志望校の話だけでなく、受験全体を思い出しながら書いてみます。
後悔①「前受校を複数にしておくべきだった」、「複数合格校を作るべきだった」
行きたい学校に1校受かればいいでしょ、そう思っていました。
ただやっぱり1校しか振り向いてもらえないのは寂しいものです。本人の自己肯定感に影響があるかもしれません。
時間とお金に余裕があれば、2校以上合格が取れるよう日程を組んであげると良いと思います。
後悔②「ホテルは下見しておくべきだった」
これは非常に後悔しています。1日の第一志望校のため1月31日に学校近くのホテルに泊まったのですが、マットレスが異常に硬く「石の上に寝てんのか!?」という感じでした。
まあ、他の部屋も同じマットレスを使っているわけで、石というのは言い過ぎかもしれませんが、普段寝ているベッドと違い過ぎて、1日の朝「体が痛い。よく眠れなかった」とDちゃんは嘆いていました。
後悔③「前日は普段通りにすればよかった」
2月1日の朝6時、Dちゃんの寝起きの体温は「37.8℃」でした。
「よく寝れなかった。」+「37.8℃」で私はとても動揺しました。
急いで学校に確認の電話を入れたところ、「学校に入る時に37.5℃を超えていたら受験できない」とのお話。
「終わった。熱が下がらなかったら明日からどうする??」と生きた心地がしませんでした。
Dちゃんは平静を保っていて、とにかく集合時間まで勉強すると言い出し、算数の問題をやっていたと記憶しています。
その後、集合時間ギリギリに体温を計ったら「36.9℃」。セ~~フ!!受験は問題なく出来ました。
試験後も平熱だったので、おそらく慣れないホテルで過ごしたせいで一時的に体がおかしくなっていたのだと思います。
後悔④「計算問題は見直しなよ」と言い忘れた。
Dちゃんは計算ミスが多く、公開模試などでは意識付けのために「見直しなよ」と私が声掛けをしていました。
しかし、第二志望校の学校は、仕事の都合で私ではなくC子さん(妻)が付き添い。
過去問の出来は上々だったので「たぶん大丈夫だろう」と。そして道中は「今日のお昼は何を食べようか」で盛り上がったとのこと…。
結果、最初の計算問題が×。配点が高く、自己採点の結果、これが合否の分かれ目だったと分かりました。
その夜、C子さんが「見直ししなよって声かけてあげればよかった…」と泣いておりました。
私もC子さんに「最後に声掛けするんだよ」と言わなかったことを後悔しています。
後悔⑤「父親の覚悟が足りなかった」
私は常々「本人(Dちゃん)と日能研に任せる」と言っていました。
夏以降は特にその傾向が強かったです。「いくら中学受験経験者とはいえ、親が下手に口を出しても上手くいかないだろう」とか「Dちゃんの成績なら親が出る幕は無い」とか「餅は餅屋だろう」とか。それは、ある意味逃げでもありました。
後々分かったことですが、Dちゃんは夏期講習で集合クラスに行っている辺りから、算数の応用が周りの子のようにできないと悩んで困っていたそうです。でも私はそれに全く気がつきませんでした。
本人と日能研に任せると言っていたので、家では聞きづらかったのかもしれません。親が教えて上手くいく保証はないので何とも言えませんが、任せると突き放すのではなく、もう少し寄り添って注意深く見てあげればよかったなあ、家族の受験になっていなかったのではないだろうか、とこれが一番の後悔です。
さて、覚えている限りの後悔を挙げてみました。
2023年の受験まで半年を切っていますね。時が流れるのは早いです。もし何かの参考になれば。
自分の中で宙ぶらりんとなっていたブログもこれで終わり。最後にA太郎とDちゃんの近況を少し。
A太郎(高2)は充実した学校生活を送っています。勉強の方は英語がゴミのような成績ですが、それ以外はそこそこ頑張っています。
大学受験が近づいてきており、「英語は塾に行った方がいいんでないの?」と言ってますが、「部活を引退したら考える」と呑気なことを言っています。
ただ、彼は本当に人付き合いが上手いようです。夏休みは、小学校の頃の友人や日能研の友人、高校のクラスの友人、部活の友人や後輩、ひっきりなしに遊びの誘いがあり、とても充実しているようでした。文化祭も毎年有志企画で賞を取っており、今年も気合が入っているようです。「勉強以外の才能の方がありそうだから、そっち方面で将来の可能性を探したら?」と思わずにはいられません。
Dちゃん(中1)は、こちらも充実した学校生活を送っています。夏休み前は登下校で疲れて余裕がない感じでしたが、部活の夏合宿で交友関係が広がったようで、最近は特定のお子さんの名前が出てくるようになりました。勉強の方は、英語をとても頑張っています。毎日基礎英語をコツコツ聞くこともDちゃんは苦にならないようです。長い中高一貫生活、自分のやりたいことを一生懸命やって欲しいと思います。
おしまい。