HF30CLアンテナと木々、公園の風景

 

7月からダイヤモンドアンテナ(第一電波工業)の製品が値上げされるとのこと。そのアナウンスをきっかけに、以前から気になっていた「HF30CL」を駆け込みで購入しました!

さっそく、近所のPOTAパーク(JP-1180 所沢航空記念公園)へ持ち込んで試してきたのでレビューをお届けします。

悪コンディション&悪ロケーションでのスタート

この日の運用は、正直に言って「お世辞にも良いとは言えない条件」が揃っていました。

  • コンディション:SNSを見ると「デリンジャー現象で全くだめ」という書き込みが多数。

  • ロケーション:駐車場の空きスペースの関係で、アンテナが木に触れそうなギリギリの場所。

「今日は厳しいかな……」と思いつつも、車載基台にHF30CLをセットして運用を開始しました。

吊るしの状態(無調整)でのSWRは?

HF30CL 10.110MHz VSWR 1.6

 

開封したばかりで、エレメント調整は一切していない状態のSWRを測定してみました。

当然ですが、初期状態では同調ポイントがかなり低いところにあります。FT8の運用周波数(10.136MHz)に合わせるなら、本来はエレメントを少しカットすべきなのですが、最近はちょっと面倒なのもあり……「この程度なら!」と、IC-7300Mの内蔵チューナーをON。そのまま力技で乗り切ることにしました。

💡 エレメントカットのプチ裏技 もしエレメントを綺麗にカットしたいなら、「ダイヤモンドヤスリ」が圧倒的におすすめです。ダイヤモンドといっても第一電波工業が販売しているものではありません。Amazonで1,000円前後で買えるものです。面白いほど簡単に、パキッと綺麗に切ることができます。

30m FT8でオンエア!気になる釣果は……?

日本周辺の無線通信受信状況(dB)

 

そんな「無調整+木が間近」という悪影響だらけの状態で、30mのFT8にオンエア。

結果は……嬉しい意味で予想を裏切られました!

なんと、25分間で20局と交信! 8エリア(北海道)から6エリア(九州)まで、日本全国からコンスタントにコールをいただき、さらにはAS Russia(アジアロシア)からも1局拾っていただきました。コンディションの悪さを完全に跳ね返してくれる飛びっぷりです。

まとめ:やっぱりCLシリーズのコスパは最強

今回のHF30CLを手に入れたことで、ダイヤモンドの「CLシリーズ」を全バンドコンプリートしてしまいました(笑)。

実際に使ってみて改めて思いますが、このモバイルホイップ(モビホ)シリーズは本当にコストパフォーマンスが抜群です。設営が手軽でこれだけしっかり飛んでくれるCLシリーズは、私のPOTA運用における「必須アイテム」です。

値上げ前に迷っている方がいたら、背中を押しておきます。買って損なしの1本です!