昔は褒められると、次はそれと同等かそれ以上の結果を出さないと、ダメな人間だと思われるんじゃないかと、勝手にプレッシャーを感じて萎縮するような人間でした。
まさに自意識過剰ちゃん。
だからなるべく、ノルマとか予算とかリアルな数字に晒されるような仕事はしたくない、自分には黙々系の事務職の方が本当は性に合っている、だからきっと接客業は向いていない。
そう思いながら、色々な販売の仕事に就いては辞め、就いては辞めを繰り返した20代。
でも実際、30代で派遣事務を3年間経験してみて、その考えは全く変わりました。
事務職で派遣されて来てるのに、全然事務できないやん、私。笑
正解が一つしかないとても明快な作業なのに、そこに辿りつくまでに膨大な時間を要してしまい
自分のスキルの無さに、毎日打ちのめされました。
結局、事務職をずっとやってきた人達にはかなわない。
そのとき自分が、事務職をなめてたことに気づいたんですね。
単なる逃げ道にしようとしていただけでした。
接客業は、お客さんの反応が直に見られるとてもラッキーな仕事です。
自分がお客さんと直接会話して、自分の手から商品が売れていく喜びは、なにものにもかえがたい。
褒められるのは苦手だけど、お客さんから感謝されるのは滅茶苦茶嬉しい。
そこからは、お客さんを喜ばせるにはどうしたら良いか?の一点に集中するようになりました。
その結果、売上が伸びてきて、上司から労いの言葉をかけて貰ったとき、自分の中で、この仕事をやっている「意味」が生まれました。
人から感謝されたり、評価してもらえることの有難さ。
一度離れてみないと気づけない感覚でした。
逃げるは恥だが役に立つ。
写真は、先日見つけたカフェのナポレオンパイ。
お恥ずかしながら、今日までこのケーキの名前をミルフィーユだと思っていた私。
ミルフィーユの中でも苺をふんだんに使ったもので、ナポレオンの帽子のかたちに似ていることから、ナポレオンパイと呼ばれるようになったそう。
甘くて可愛いイメージしかなかったケーキが、なんだか勇ましいお菓子の皇帝に見えてきました。笑
少し視点を変えるだけで、どんなことも見え方が変わるもんなんですね。