音楽夜想/全米で売れなかった人達
ミュージシャンにとって全米制覇というのは、
ある種の目標であり、到達点ではないだろうか?だす。
特にイギリスのアーティストにその傾向が強いと思われる、だす。
ザ・ビートルズからして、ブリティッシュ・インベイジョン等と言われたのだから、だす。
THE BEATLES
古くは、リッチー・ブラックモア率いるディープ・パープル、そしてレインボー、だす。
レッド・ツェッペリンと対等なイメージですが、それは日本での話、全く売れてません、だす。
グラム・ロックのT・レックスもデヴィッド・ボウイ程の知名度はありません、だす。
DEEP PURPLE T. REX
英国の圧倒的歌姫、ケイト・ブッシュだす。個性的過ぎるんでしょうか?だす。
センシティヴな感覚の彼女は、大雑把なアメリカが嫌いだす。
プログレの大御所、キング・クリムゾンだす。小難しいのはアメリカ人から嫌われそうだす。
KING CRIMSON
パンク・ロックからはザ・ジャム、
更にはザ・スタイル・カウンシル、ポール・ウェラー絡みのプロジェクト等々、だす。
スタイルを変えても売れません、だす。(笑)。
THE JAM THE STYLE COUNCIL
デビシル率いるJAPAN
ジャパンはアメリカのみならず、本国イギリスでもラスト・アルバム『錻力の太鼓』以外、
売れなかったなぁ、だす。
売れたら、解散って、デヴィッド・シルヴィアンの独断と偏見であるだす。
勿体無い。「奇しい絆」は名曲ですが、彼等の関係のようでもあります、だす。(笑)。
第二次ブリティッシュ・インベイジョンからは海賊ファッションのアダム・アンド・ジ・アンツ。
イギリスでの圧倒的な人気も、アメリカではカリブの海賊には敵いません、だす。
ADAM AND THE ANTS
バーシア、スイング・アウト・シスター辺りはヨーロッパでは大当たりだったが...、だす。
BASIA SWING OUT SISTER
90年代組のオアシス、ブラーも同様だっただす。
OASIS BLUR
クイーン、デヴィッド・ボウイ、ダイアー・ストレイツは頂点を過ぎてからの、
売れ線的なアルバムでギリギリのところで全米制覇したものの、
その後、驚くように、失速していってしまった、音楽内容とは関係なく、だす。
THE GAME / QUEEN LET'S DANCE / DAVID BOWIE
BROTHERS IN ARMS / DIRE STRAITS
滅茶苦茶売れた3枚。
2000年以降はもう、アメリカ独自のヒット・チャートという感じになってしまうし、
日本においては、邦楽が爆発的に売れて、
洋楽は悲しいくらいの売り上げしか上げられなくなった、だす。
よって、来日するのも、極僅かな売れたアーティストか、
親日家がライヴ・ハウスでお洒落にやるくらいになってしまっただす。
イギリスのアーティストだけでなく、日本も多くのアーティストを送り込みましたが...だす。
ピンク・レディも、松田聖子も、パフィも、宇多田ヒカルも、BABYMETALも、
きゃりーぱみゅぱみゅも、ワールド・ツアーやリリースはしたものの、
ちょっと話題が持ち上がった程度で、全米No.1 、全米制覇には、ほど遠いのであった、だす。
ピンク・レディ 松田聖子
PUFFY 宇多田ヒカル
BABYMETAL きゃりーぱみゅぱみゅ
おっと、女性ばっかりやん、だす。
なんで、売れなかったのかは、わかりましぇ~ん(謎)、だす。
ルックスが独特過ぎましたかねぇ?
YMOやX JAPANもツアーで成功していますが、全米制覇には程遠いものです、だす。
YMO X JAPAN
キュー・サカモトは偉大です、だす。
全米1位ですからね、それもナショナル・チャートですよ。