お股せんべい!!!!!!! 武頼庵メイコだす。
ちょっと思ったことを書く‶音楽夜想"の始まりだよ~ン、だす。
お題/ホワイト・クイーンとブラック・クイーンの啓示?
『QUEEN II』のアナログ盤は、
A面、B面ではなくって、SIDE WHITE、SIDE BLACKなんだす。
SIDE WHITEには、ブライアン・メイの4曲とロジャー・テイラーの1曲が、
SIDE BLACKには、フレディ・マーキュリーの6曲が収められているんです、だす。
当時のクイーンはアルバム・ジャケット、衣装等も含めて、
白と黒のイメージを打ち出していました、だす。
SIDE WHITEに「White Queen (As It Began)」が、
SIDE BLACKに「The March Of The Black Queen」という曲があったりもするので、
徹底したイメージ戦略だな、くらいに思っていたんです...だす。
しかし、ふと思ったのですが、
映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも取り上げられていましたが、
ここにもフレディの拘りを感じるのです、だす。
ブライアンとロジャーは、純粋なイギリス人→WHITE(白人)、
フレディは、インド生まれの移民→BLACK(有色人種の意味)を表していたのではないか、
ということを、だす。
悪魔的な風貌や破壊的な曲調から、普通にBLACKなイメージをさせる彼でしたが、
実は、このことから、強く人種の差を意識していた、と思ってしまいます、だす。
自分のアイデンティティ&才能を印象づける為に、
敢えて自分の曲だけで1面を構成させたのでは...だす。
ブライアンの曲も英国気品溢れる素晴らしいものでしたが、
トータルではSIDE BLACKには敵いません、だす。
そして、それがクイーンの音楽を強烈なものに変えたような気がします、だす。
今となっては意外と思われますが、
この頃のクイーンは大型ギタリスト、ブライアン・メイのバンドだったので、
フレディにとってはバンドの主導権を握りたかったのかもしれません、だす。
いかにも英国紳士風な風貌のブライアンに対する意識は、
相当のものだったのだと思います(リスペクトも含めて)。
アルバム・ジャケットもフレディの頭上に、
ブライアンがいます(構図的なものだと思いますが)、だす。
そのライバル意識から初期から中期にかけてのヒット曲の殆どが、
力を奮い立たせたフレディによるものであり、
その結果、思惑通り、バンドの実質的なリーダーとなります、だす。
勿論、クイーンには表向きのリーダーはいませんでしたけど、だす。
目くるめく、万華鏡のようなサウンド・マジック、
意味不明な歌詞、驚異的なヴォーカル・ワーク、どれもがフレディの独断場だす。
ここまで極端な構成は、他のアルバムにはありません、だす。
1面をひとりの作家で通すのは、後にも先にも、この『QUEEN II』のみだす。
この『QUEEN II』のSIDE BLACKがあったからこそ、
名曲「Bohemian Rhapsody」が生まれたのだす。
PV 『Bohemian Rhapsody』撮影メイキングPHOTO
BLACK(有色人種) = BOHEMIANという人種の図式が見えて来るのです、だす。
そして、フレディの、誰にも負けない、どんな苦境にも負けない、という、
強い意思を感じることが出来るのだす。
PV 『Bohemian Rhapsody』より。 SIDE BLACKのイメージを再登用しているのは偶然か?
まぁ、わたしゃ、が勝手に思っているだけかもしれませんけどね、だす。
因みにジョン・ディーコンの曲が入っていないのは、
やっぱり、フレディの強い意思(格下的意識)のせいでしょうかね?だす(笑)。
後年、ジョンやロジャーの曲にヒットが多くなるとは、
この頃、誰も思っていなかったでしょうね...フレディも含めて、だす(笑)。
[アルバム・ジャケット/OUTTAKES]
まだまだロックの貴公子然としています。ミック・ロック撮影。
Promotion Poster