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歌って遊んでまた歌う

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「ともみがそんな辛い時に、側に居てあげられなくてごめんね。」

 

お父さんから出たその言葉に私は驚きを隠せませんでした。

 

 

 

自殺を図りました。

 

抗うつ剤を過剰摂取して、意識障害を起こしているうちに腹をかっさばいてやろうとしました。

 

もう、全てのことに、生きることに嫌気がさし死んでしまったら楽になると思いました。

 

包丁を横に置き、

 

薬を目の前に「あぁ、来週飲み会だ、自分から誘ったのに」とか

 

「仕事のシフトに穴があくな」とか

 

そんなことをいろいろと考えていましたが、気付いたらもう薬を口の中に

 

何錠も何錠も放り込んでは飲み込みを繰り返していました。

 

空になったシートを目の前に、早く意識が朦朧としてこないかと待っていました。

 

そうしたら幸か不幸か母親が部屋に入ってきて

 

空の薬のシートを見て「何やってるの!これ全部飲んだの!?何する気!?」

 

と絶叫していました。

 

無理矢理指を口に突っ込まれましたが拒否、

 

すると母親は私を物凄い力で隣の部屋まで引っ張っていき

 

私が何もしないよう監視しながら救急車を呼んでいました。

 

なかなか意識が薄れないので早く早く、と思って私は部屋の隅でうずくまっていました。

 

すると数分も経たないうちに救急車がきて、救急隊員の人にいろいろと聞かれましたが

 

私は何も言わずただただうつむいていました。

 

救急救命センターに連れていくと言われましたが拒み続け

 

命の危険があるからね、と言って無理矢理担架に乗せられ私は運ばれました。

 

そしてすぐ家の近くにある病院へ搬送され、そこでも医師に質問などされましたが

 

私はずっと首を振っていました。

 

点滴を打たれ、部屋へ連れて行かれ、活性炭という炭が入ったものを大量に飲まされました。

 

この炭が薬に付着して体外へ流してくれるというものでした。

 

全てのことが一気に起こり、目まぐるしい時間が流れたので

 

私は何も考えられずベッドの上で放心状態でした。

 

手続きを終えた母親が来て私の手を握り、

 

「お父さんとお兄ちゃんに連絡したからね。」と言いました。

 

30分か1時間か、わかりませんがしばらくしたら父が来ました。

 

私は当然怒られると思っていて、どうせ…と思ってそっぽを向いていました。

 

そうしたら父が私の手を握り、言いました。

 

「ともみがそんな辛い時に、一緒に居てあげられなくてごめんね。」

 

と。

 

私はびっくりしました。

 

びっくりしたと同時に、涙が溢れて止まりませんでした。

 

「お父さんは、女の人がお母さんとともみしかいないから、どう接していいかわからないんだよ。」

 

「家族なんだから、もっといろんなこと話しして、困った時には助け合おう。」

 

「ともみがいろんなことを話してくれるのがお父さんはとっても嬉しいんだよ。」

 

静かにお父さんは私の涙を拭きながら語り続けました。

 

私はうんうんと頷きながら聞いていました。

 

もうとっくに面会時間は過ぎていたので、お母さんが促し、

 

「また来るからね。」と何度も何度も振り返りながら帰っていきました。

 

私は自分のしたことを後悔はしていませんでした。

 

そして何かが晴れたような、今までのもやもやたちはどこかへ消えていました。

 

私は薬がないと眠れないのですが、その日はなんとか寝ることができました。

 

1日入院して、次の日精神科の先生と話をして問題なければ退院という形でした。

 

なので次の日の夕方頃に精神科の先生が来て、話しをしました。

 

(そこの精神科の先生がちょっと嫌な感じの人だったということは内緒です)

 

いくつか質問を受け、受け答えし、お大事にと言われ問診は終わりました。

 

看護師さんが来て、お父さんに連絡をして迎えに来てもらう旨を伝えられ私は頷きました。

 

帰ったらタバコ吸いたいなー、コーヒー飲みたいなーなんて考えていたら

 

お父さんが迎えに来てくれました。

 

いざ家につくとちょっと入ることを躊躇しました。

 

またあの部屋に戻ったら同じことをするのではないか、と。

 

でも今こうしてブログを書いています。

 

気持ちも前に比べ穏やかです。

 

家族も私を一人にしまいと、ちょくちょく部屋に来てくれます。

 

 

 

先にも書いた通り、私は自分がしたことを後悔はしていません。

 

けれどまた死にたいかと聞かれれば、うーんと首をかしげます。

 

未遂の未遂に終わった訳ですが決意は固まっていました。

 

あんなに固まった決意が、きっと間違っていたからだと思います。

 

長々と書きましたが何を言いたいかと言うと

 

みんな一人じゃないんだよってことです。

 

生きるってことは誰かと関わるということ。

 

その関わりを大事にしようってことです。

 

一人で悩まないであなたの側にいる人に言ってみようってこと。

 

ありきたりな言葉ですが、これ本当です。

 

私は表現が下手くそで、あれこれ頭で考えて言葉にするのが難しいタイプなので

 

なかなか実践となると難しいのですが

 

思ったことをぽつり、ぽつりとでも言えていけたらいいなと思いました。

 

あとそういうことを言える相手がちゃんといるとベストだなと思います。

 

あの人には言いづらいな、とかあったりすると思います。

 

私は今までそうでした。

 

自分の気持ちを言っているようで言っていなかったな、と思います。

 

相手を思う気持ちはめちゃくちゃわかります。

 

でも一番大事なのは自分です。

 

相手を思うあまり自分をめちゃくちゃにしていたらどうしようもないのです。

 

仕事だってそうです。

 

仕事は誰かがいるけれど、自分は一人しかいないんです。

 

だから今悩んでる人がいたら、自分を大切にしてあげてください。

 

誰も話す人がいないのなら、もうじゃあ私に話してください。

 

あなたの辛さは私にはわかりません。

 

私の辛さもあなたにはわかりません。

 

けれど支え合うことはできるはずです。

 

もう一度いいます。

 

どうか自分を大切にしてあげてください。

 

無理しないでください。

 

自分を甘やかすことは悪いことじゃないです。

 

きっと私よりもっと過酷な環境にいる人もいると思います。

 

でもたまにはちょっとだけでも立ち止まってみませんか。

 

自分を許してあげてください。

 

 

どうかあなたがあなたらしくいられますように。

 

祈りを込めて。

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。