運動不足が生命力を弱める
運動不足がもたらすもの筋肉というのは非常に怠け者です。毎日使ってあげないと、すぐ「ああ、自分は働かなくてもいいのだ」と思ってしまうところがあるのです。運動不足になりますと筋肉が縮んで動きにくくなるのも、この特性によるわけです。これを筋肉の拘縮といいます。いわゆる ''こり,, です。筋肉の拘縮が恐いのは、肩が凝ったり首の周りが張ったりするからだけではありません。最大の弊害は、骨格を悪い状態で固定することです。骨格が正常なバランスを崩せば、当然神経を圧迫して様々な病変を招きます。これが恐ろしいのです。運動不足がもたらす最も大きなマイナスの一つがこれなのです。 <運動不足の原因の例>また、運動不足は関節の正常な動きも阻害させます。関節は筋肉の力で可動しますが、その動ける範囲というのは、あくまでも筋肉が伸び縮みする範囲内に限られますから、筋肉が動かなくなって伸びる距離が縮まると「肩が上がらない」 「腕がこれだけしか動かない」 と泣くことになるのです。健やかな日々を送りたいのなら、ストレッチを好んで行ない、筋肉をもっと伸ばしてやることが大切です。しかし、肩こりを例にとりますと 「それだけを解決すればよい」 などと、間違った考えをもたれては困ります。肩こりをすぐに運動不足だけに結びつけてはいけないということなのです。なるほど、運動不足も肩こりの主因の一つではあります。が、その人の姿勢だとかストレスや生活環境など、重要な要素を顧みずに対策を立てても、根本から苦痛を取り除くことは出来ないのです。これは、健康を勉強するうえで一番大事なのです。