僕は、公園にいました。

そこには、大きな樹木がたくさんありますが、なかにひとつ、大きなイチョウの木があります。

昨日、そのイチョウを眺めていたとき、ふいに、
「あー、このイチョウの木は、すべてを知っているんだな…僕のすべてを知っているんだな…知っていて、その上で、まるごと僕を受け容れてくれてくれているんだな。」
そう感じました。

僕は、涙がでてきました。

安心したんだと思います。

どこかにまだ、緊張というか、警戒というか、自分をガードしていたんでしょうね…気がつきませんでしたよ。