僕は、会社の業務上の研修やら面接をやるとき、その内容にスピ的なメッセージを込めるときがあります。

自分を責めなくていい…。

自分(の評判、イメージ)なんて、幻想なんだよ…。

幸せ感覚に身を浸してみよう…。

で、それ自体は、スピ的にホントのことだと思うし、それで相手も楽になる、幸せになるから、1つの愛の側面として僕も伝えてきました。

で、相手も受け入れてくれ、全部ではないかもだけど、その知識を実践してくれていて、僕は嬉しかったです。

でも僕は、自分が陥っていそうな罠?があったなー、って、今日教えていただけました。


…その罠は、相手に自分の考え、価値観を押しつけてしまうこと。

正しさを競って争いになることがある…それでは正しさは無意味だ…そんな考えは持っていたけれど、そこに相手への支配欲、傲慢さがあるかもしれない…それに気づかせてもらいました。

ほんとうにありがとう。

…さてその解説は、僕が書くよりも、はるかにミカエル君のが明快で分かりやすいので、ミカエル君の公開ブログから抜粋してみます。

※「ミ」ってミカエル君です。


ミ:「全ての人間は支配欲を持っているよ。形が違うだけさ。」

ミ:「支配には大きく3種類あるんだ。
 まず1つ目は『自分の力を誇示するため、より贅沢したいがための支配』だ。これはもっともわかりやすいだろう。漫画の悪役がよくやるね。」

ミ:「2つ目は『自分が安全に生活したいから周囲をコントロールするという支配』。1つ目との違いは、このタイプは大きな力は望んでいない。あくまで自分の周囲が平和なら後はどうでもいいって感じ。だからむやみに他人を攻撃したりはしない。多くの人がこのタイプだ。」

ミ:「3つ目が、『自分達の考えが正しいから、周囲もそれに従ったほうがみんな幸せになるって支配』だ。これは宗教に多いね。」
ミ:「深い信仰のある人は、自らの宗教を信じている。これは構わない。むしろ大きな力になることもあるからね。
 問題は『自分の宗教だけが優れていて、他のものは劣っている』という考えだ。

 布教活動には、自分の宗教の良さを伝えていこうって意志があるけど、相手からしたら押し付けも同じだよ。思想の支配ってとこかな。」

ミ:「自分が気に入ったものを人にお勧めするのはいいことだ。でも『そうしないと幸せになれない』とか『地獄に落ちる』って脅すのは、支配そのものだとは思わないかい?
 どんな宗教にも長所と短所があり、それぞれの視点からスピの真理を説いている。みんなが素晴らしい考えなのに、自分のもの以外は真理じゃないなんておかしいよ。

 宗教の素晴らしさを伝え、相手に選ばせるのは正しい。でも過去の人間の歴史は、自分達の宗教観(正義観)を押し付けようとしてきた結果、戦争が起こったとも言える。
 これは武力の支配と根本は変わらない。

……~気をつけないと支配につながり、傲慢さが出て来るんだ。

 これは他の多くのスピ的活動をしている人にも、同じ部分がある。
 知恵や知識の押し売りにならないようにね。
 他人を否定しないようにね。
 自分とは違う考え方・やり方でも、否定し攻撃した瞬間(ブログやコメントでも)、それは相手を支配しようとしているも同じさ。
 ただし、相手の理解を助けてあげることは別だ。あきらかに未熟な相手もいるからね。そいいう時は支配的に見えるけど支配じゃない。

 支配とは究極的には愛を欲する行動だ。
 より多くの刺激(愛)・より身近な者の幸せ(愛)・世界の平和(愛)。
 支配とは『自分の望む状態にしたいという欲』なんだよ。それが世界平和であっても同じ事なんだ。」

…改めて読んでみて、僕は、自分にも「押しつけ」が含まれてたなーって、そう反省しました。

今日は、ほんとうに大切なことを教えてもらいました。

どうもありがとう。
m(__)m

僕は、これから研修や面接するときには、
「その共有する場から、共同で何かを引きだす。」
そんなスタンスでいようと思います。