またまた…フィクションと思ってどうぞ~。

今の僕「結局、君は、自分を善として、それに反対したり従わないのは悪としてみてしまうようなところがあったろ?…気がついてなかったかもしれないけどさ。」

過去の僕「…私は、ただもっと仏の教えを普通の人達の生活に密着させたものにしたかった…誰もが賛同してくれると思っていた…。」

今の僕「そのときに、その寺でこれまでやってきた人達を一刀両断に否定したんじゃない?その人たちは、自分が否定されたととらえたのかもよ。君の主張は、正面からは否定しにくいしね。」

過去の僕「…君が見たとおり、私が親しくしていたのは、むしろ普通の人達で、僧とかではなかったな…気のいい人達だった…自分が僧でありながら、その「僧」を否定していたのだな。…そして、私の否定が、私自身に戻ってきたのだな…。」

過去の僕「…私の痛み、苦しみは、私が他の僧たちに与えていた痛み、苦しみでもあるのだな…そうか、みんなすまなかったな…では私は、この痛み、苦しみを慎んで受けよう…分かっている、分かっている、自分を責めるなと言いたいのだろ?…大丈夫、責めはしない…彼らに与えていた苦しみを、私が自分で受けて調和させるのだよ…そしてな、私が彼らに与えていた苦しみを私が味わうことで、私は彼らを受け入れることができるのだよ…彼らを恨んだりせずにな…「彼ら」というのは、特定の個人ではないな…僧全体の集合意識のようなものかもしれぬ…僧のあり方を変えるのに、私は僧の存在を否定していたのだな…むしろ、僧以外の普通の人のあり方を変えることが、結果的に僧のあり方を変えるのかもしれぬな…そうか、だから上人様は在野におりられたのか…。」

過去の僕「…では、私も君に、ひとつ伝えようか…君は、会社に行くのを嫌がっているな…。」

ぎくっ。(@_@;)

過去の僕「…なぜか分かるか?君も私と同じだ…会社をひとつにまとめるために、周りに自分の意見を押しつけているのだよ…だから周りも、君に押しつけようとする…君は、それが嫌なんだよ…。」

過去の僕「…外に与えたものが自分に帰ってくる…だから君が会社を好きになるには、会社の人達に、君が与えられて嬉しいものを与えればいいんだ…君の場合、ひとつにまとめるっていうのはいったん横に置いて、自分が何を外に与えているかに気をつけていてごらん…そこに答えはあるよ…。」

過去の僕「…与えたものが戻ってくる…これはどこにいてもあてはまる法則だ…仏の教えを広めようと私は僧として寺に身を置いたが、君は、僧にはならなかった…その意味を考えてみるんだ…それが分かれば、君が会社に行くのが嫌な理由なんて、なくなってしまうよ(笑)…自分で望んだんだよ(笑)。」

過去の僕「…そうだ君は、過去の僕と繋がった…同じように、未来の僕とも繋がれるはずだよ…なぜなら、君は、○○○を○○す者なのだから…。」

今の僕「うーん、実はさー、未来の僕は、両手に何か持って、身体をくねらせて踊っているようだったんだよねー(笑)。」

過去の僕「…はっはっは。それも、だんだんと繋がりは見えてくるだろう…。また話そう。」

(^_^)/