少し 2008年に戻ります。



この年から数年 私にとって とても寂しい年になりました。



Kちゃんは、高校生
Tくんは、小学4年生

小学3年生になってすぐ 大好きな野球をしたくて 少年野球チームに入りました。
野球は 旦那さんの影響もあって、Tくんは野球が好きになりました。

それなのに。これからって時に
旦那さん 転勤になり 単身赴任に…

赴任先は お隣の県で、行こうと思えばすぐにでも行ける距離ですが、交通の便があまり良くなく

車でだと、2時間かかります。

なので、単身赴任は魔逃れないのでした。



大好きだった旦那さんと 離れ離れの生活が始まりました。


旦那さんは 単身赴任が決まった時

「Minちゃんと離れ離れになるなんて考えた事なかった!
こんな事 あり得ない!!
寂し過ぎるよ〜」


と、言ってくれてました。


私も 本当 引っ越しの日が近づくに連れ 悲しくて仕方ありませんでした。


だけど 旦那さん、物件を探し始めると とても楽しそうでした…。


海が見えるところが良いな〜

日当たりが良い所が良いな〜

トイレとお風呂は別々が良いな〜

キッチンとリビングは別々が良いな〜

などなど

ƪ(˘⌣˘)ʃ 汗汗




引っ越し先が決まったら その部屋に合うカーテンや家具を選んで 
なんだか
ウキウキしてました。
(なんかムカつくぅ〜)プンプン


そして引っ越しの日 Tくんは、学校が創立記念日でお休みだったので 私と一緒に単身赴任先まで着いて行き 引っ越しの手伝いをしました。


引っ越しの荷物が入ると
生活用品を買いにホームセンターを回り 
あたかも普段から料理してるみたいに
あれもこれもと買い揃えあせる
(いや〜、絶対作らないでしょ?)

バスマットにトイレマット…
楽しそうにいろんなものを買ってる旦那さん。

なんだか 寂しいのは私だけのような気がしましたショボーン


引っ越しが終わり 一旦 旦那さんもハイツに戻り 家族4人で夕ご飯を食べて その日の深夜に赴任先に行ってしまいました。


私はやはり、泣いてしまいましたえーん


旦那さん?



泣きません…笑い泣き
泣くどころか 希望に満ち溢れた顔をしてました!!
(楽しそうで何よりです笑)


旦那さんは泣いてる私を見て
「すぐ会える距離なんだから 泣くなよ!毎週帰ってくるよ!」

そう言って 明るく行ってしまいました。

残された私は?


私は 旦那さんが別れ際に ハグしてくれて
「また、すぐ会えるから!週に1回は帰ってくるよ!俺も寂しいけど頑張るよ!」
って、別れを惜しんでくれると思ってました。


毎朝、行ってらっしゃいの
チュッ
おかえりの
チュッ
をしてたのに…

あ奴は それすらせずに爆弾
(あっ!お口が過ぎました笑)


「バイバーイ」バイバイ

的な感じで 行ってしまいました。


私は しばらく 寂しくて寂しくて
何もする気になれませんでした。


おはよう 行ってらっしゃい
おかえり おやすみ…

今まで普通だったことが普通じゃ無くなってしまって…




1日の楽しみと言えば 旦那さんが仕事終わりに電話をかけて来てくれることでした。

旦那さん
「今 仕事終わったよ!今から帰るよ」


「お疲れ様、気を付け帰ってね〜」


そして、どちらかが寝る時に電話をして、
「おやすみ」
と言って、1日が終わりました。


初めの頃は1週間に1回 約束通り帰って来てくれてました。


しかし、月日が経つに連れ 
1週間に1回が
2週間に1回になり、
しまいに1ヶ月に1回のペースになり、
私が 
「次の休みには帰って来てね」
と言うと 
「俺も疲れてるんだから無理言うなよ!」
と、とても機嫌が悪くなり 怒って電話を切る事もありました。


単身赴任して半年経った時 
また、転勤になり、引っ越しになりました。
同じ県内だけど 引っ越ししないと通勤が大変だったようで この時の引越しは 旦那さんが1人で引っ越しました。



単身赴任して1年くらい経った頃
ハイツに帰って来た旦那さんは
携帯電話を肌身離さず持ち歩いてました。


なんか怪しいな〜って
思ってましたが 常に持ち歩いてるものだから 見る隙もなく…汗


モヤモヤした気持ちのまま 月日が流れて行きました。



そんなある日 旦那さんが深夜に帰って来た時


携帯を見ていて そのまま寝落ちしてました。


私は


(少しならいいよね?
だめ?
少しだけ……。)


と、自分と葛藤しながらも 見たいが勝ち 旦那さんの携帯を見てしまいました。



その時 一通のメールが来ました。


え??
誰??


女の人からと思われるメールでした。