福井正明『囲碁史探偵が行く—昔と今 碁打ちの物語』 | 落語探偵事務所

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囲碁・アマチュア7段への長い道-囲碁史探偵が行く
☆福井正明『囲碁史探偵が行く—昔と今 碁打ちの物語』日本棋院、2008年、です。
☆日本囲碁史上の珍事件、愉快な出来事、傑作人物などをピックアップして取り上げたエッセー集です。日本棋院発行の月刊『碁ワールド』で3年間に渡って連載されていたもののようで、全36話(全36回)あります。
☆『碁ワールド』はチェックしていなかったので、今回全て初めて読みました。
(以下、ネタバレにならぬように書きます。)私がもっとも面白いと思ったのは、タレントのさかなくんの実父である宮沢吾朗九段がいかに「天才」であるかという話です。また、さかなくんの囲碁の実力についても明らかにされています。
☆他にも面白い囲碁史のエピソードが満載です。
☆評価は星4つ☆☆☆☆です。