前回の走行の最後に逝ってしまったウチの可愛いWTさん。

今週末はこの子のO/Hからのスタートとなりました。

症状としては、電源を入れた途端にステアが左に切れてフルロック。

前回の走行時のラストパック前からそれっぽい症状は出てたんですが、その時までは何となく走れてました。

良い感じでタイムが出たのでライン取りの再現の為に最後にもう1パックと思ってコースインしようとしたら、もうどうにもならなくなっちゃった感じです。

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早速バラシにかかります。

中でサーボモーターが空回りとか、こんな症状は初めてのケースだったので、どんな事になってんのかなーってちょっと楽しみだったわけですが、

期待に胸を膨らませてアッパーカバーを捲った瞬間から中々の展開に。ここから長い一日の始まりとなりました。

なーにーこーれー。

サーボモーターを押さえてるパーツがあり得ない位ヘニョヘニョしてます。

サーボモーターなんて固着しちゃって簡単には外れてくれませんでした。

ギヤボックスのこの部分なんて楕円になってって、クラックも確認出来ました。

サーボモーターにどれだけの負荷がかかったのか、かなりの熱じゃなきゃこうはなりません。

とりあえずは3番の内歯が戦死。キッチリ歯が飛んでました。

で、もっとすごかったのがサーボモーター。

どうこれ、こんなの見た事ないでしょ？何を首かしげてんのさw

ちなみに裏側半分はピニオンが割れてシャフトがこんにちわしてました。

ここまで酷いと何処が一番先に逝ったかはわかりません。

この辺の溶け具合とかみてもやっぱり相当な負荷がかかったんだと思います。最後の最後に原因が分かったりしますんでﾆﾔﾆﾔしながら読み続けて下さいませ。

って事で、この際前脚以外は全とっかえする事にしました。

マイホームにサーボモーターとピニオンが奇跡的に在庫アリで、

ポテメだけは無かったのでカンバ君が用意してくれました。

サーボギヤとボックスの内外壁も03初期から自宅に保管しておいた新品を使いました。

一回この部分でハマってから、最近のサーボギヤは使ってません。てか一切信用してません。

見た目に悪い所は無かったけどこの際シャシーも交換。ついでに振り切ったサーボセイバーも交換。

バラすだけバラしてパーツをかき集めてる間に、

ポテメとサーボモーターのハンダ付けをカンバ君が秒でやっつけてくれました。

夜勤明けでしんどいのを解ってくれてるので、こっちでやっとくわって。いやはや実にありがたい。超ありがとう！

あ、後にこの作業が無効化されますよー。

夜勤明け＋老眼の合わせ技で手元がおぼつかず、ネジなんてポロポロ落としまくりながら、時間をかけてゆっくり組んでいきます。

サーボモーターを抑えるあの小っちゃいネジなんてしっかり2つ無くしたしw

で、これはちょっと無理だと。この辺りからタバコ休憩を何度も挟みつつ一日かけてゆっくりやろうと決めたわけですな。

せっかくなのでこの際腰回りもしっかり手を入れてリフレッシュ。

年始にこの仕様を組み直してからここまでちゃんと手を入れるのは初めてかな。

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前回割ってからそんなに日が経ってませんが、この際デフもO/H。

自家製プレートはまだイケそうだったんでそのまま再利用しました。

9時過ぎから始めて、徐々に形になり始めた時点で午後3時。ホントにスローペースだw

んでやっとこさ完成。この時点で午後4時30分。

ムッハー、超走りそう！嬉しくなっちゃったんでMFRのLINEにも走りそうな予感しかしない「予定」とかのネタを投下。

やっと出来たんでタバコ吸って帰ろーって感じで達成感に浸りながら悦に入りつつまったり。

動作チェックだけしとかにゃダメだよーなんて声も聞こえてきましたが、換えるとこ全部換えたし問題ないでしょと思ってたのが午後5時前辺り。

閉店1時間前には帰れそうだなーなんて思いながらの動作チェック。

んで、こうなる。

うむ、O/H前と何も変わってない。実に俺っぽいw

LINEにもちゃんと「予定」って書いてたしね、まぁこんなもんですよw

いつもならご機嫌ナナメになってヘソ曲げちゃうトコですが、今回はなんかめっちゃ笑えた。眠すぎて無駄にテンションが高く、完全にハイトリップしてたと思うw

この時点で閉店まで後1時間。あのゆとり作業はなんだったの？って位のスピードでバラして振り出しに戻る。

とりあえず基盤をカンバ君が回収してテスターで診断。

サーボモーターが異常に熱くなるんだけどって。うむ、もうすでに超香ばしいw

そんでもってポテメもモーターも電源オン時にあり得ない動きをする。

ここで答え合わせ。つまりは基盤が逝ってたんだよね。原因はコレでした。

この時点でせっかくポテメとサーボモーターを新しくした基盤が無効化確定。いやはや実に申し訳ない。

なんで逝ったかは謎。過電流がサーボに流れてカバーが変形し、モーターが動いてドボンとか、3番のギヤ欠け派生とか。検証のしようがないから真相は闇の中です。

電源はちゃんと入るし、スロットル側も問題なし。正直全く疑ってなかったからなー。

基盤を載せた時点での動作チェックの重要性を知った14年目の夏なのでした。

どーしようかって萎えてたら、カンバ君がそんな事もあろうかと保険をかけておいてくれました。もうね、ドラえもんかとw

そっからは早かった。残り30分とかでしっかり組み上げて、

ちゃんと形にしたからね。一応ちゃんと動作チェックもしたしw

そんなこんなで今度こそちゃんと復活の狼煙を上げることが出来ました。カンバ君イロイロとありがとねー。

この日はここまで。てか閉店ギリギリだったんでシェイクダウンは翌日の日曜日に持ち越し。

結局一台シャシー組んだだけで一回も走行せずこの日は終了。なんか最近の土曜日ってこんなんが多いような気がする（汗

日曜日の走行編に続きますー。

週末WT-解体新書