たぶん
アシュケナージが最後?
ピアノ講師 現役の頃は、リサイタルの度に出かけたものだったけど…(バブルだったから?)
彼を最後に 感動するソリストに
出会えなかったから…
だから、久しぶりなんだ

彼は
あまりにも有名すぎて、私が説明する必要はないよね。
今回のプログラムはモーツァルトとベートーヴェンが2曲ずつ。
皆はどう感じているか、解らないけど
♪モーツァルトの楽曲イメージは、優等生…かな

できすぎ君で ちょっとつまらない。
♪ベートーヴェンは劇的で、ロマンチスト

結構 ううん♪かなり好き

この対極的な二人のソナタを、
若きソリストは どう演奏してくれるのか?
少し オバタリアンちっくな、イジの悪ぅいチェックポイントで

初めて

『のだめカンタービレ』観たことあるかな♪私は大好きなドラマなんだけど…
実写

音が きらきらと、ホールに散らばって 降ってくる

とても可愛らしくて メルヘンな音で こんな体験

休憩をはさんでのベートーヴェンは、私の好きな《テンペスト》
ドラマチックな表現にあふれるこの曲を とても淋しい音で表現していたの。ちょっと意外

ベートーヴェンの難聴が発症したであろう頃に 作られたこの曲は、
恐れと不安に満ちていたのだろうか……と、想像をかきたてられる演奏に
暫くすると つーんと 込み上げてくるものがあったのだけど
お耳のいい 辻井君の(馴れ馴れしいね★) お邪魔にならないよう、遠慮しましたぁ

拍手が鳴りやまないアンコール

自作の『それでも生きていく』を弾いてくれて。。。
この曲は3月11日を想ったもの。
恐らく、あまり広くない音域のなかで良くできた聴きやすい音に 会場からはすすり泣きが漏れ…
演奏終了と同時に わたくしの嗚咽

我ながら すすり上げた音の大きさに びっくりしました

若き演奏家は、
聴いて習った音を覚え
それを自分の音に組み立てていく
地味



七色の音の表現力をもつ 彼の演奏が、日々の努力のたまもの


天才も一つ一つの 努力の積み重ねから。そこからしか、得るものが生まれてこない と、いうことでしょうか。
タフで繊細。
そんな彼の今後が ますます楽しみです

リサイタル終了後、
偶然にも焼肉屋で遭遇

勿論、ちらちらと視線をおくり帰って来ただけなんだけどね。
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