皆様こんにちは。
久々に本ネタです。
相変わらず毎日本は読んでいるのですが、この半年は読み手を選ぶ質の本に集中しているので、あえて紹介せずにおりました。
読み手を選ぶ、というのはそのまんま、本があなたを選ぶかどうか、という質のものです。
私が皆さんに「これ良いよ」とお薦めするのは違うなぁ、と感じるジャンルのものです。
感性というか、その本の真意を理解するかどうか、かなり個人差があるだろうと思う質のものばかりです。
恐らく、読み手の「意識が整っていないと頓珍漢な内容」だったりするんじゃないかと。
なので、あえてご紹介せずにおりました。
でも今回ご紹介する本は、今の日本人が読んだ方が良いと思ったので、掲載いたします。
「ホンマでっか!TV」に出演されていた池田清彦先生の新刊です。
タイトルにやられ、帯に心を鷲掴みにされました。
昨晩届いて早速読み始めて四分の一を読んだところですが、
「そう!ほんまそうやねん!」と、強く同意することばかり。
この本を読んでも目が覚めず、「他者軸で、不安意識を手放そうとしない人」は居るかもしれませんが、そういう方は残念ながらこれからの時代を、生涯、重苦しい気持ちで生きてゆくことになるでしょう。
これは断言します。
常に「安心を得るために、不安になる選択」をしている人たちへ、お薦めします。
瞬時に不安になる選択をする人は、1秒後も不安です。
その繰り返しの渦に身を投じる人は、死ぬまで不安から抜け出そうとしません。
いったい、何のために生きてるんでしょうか。
何をしに生れてきたんですか。
「今のご時世に違和感」を覚えている人たち、
自ら「不安という病」を生みだす人たち、
その両方の人たちに読んでもらいたい一冊です。