皆様こんにちは。

秋の夜長、いかがお過ごしでしょうか。
9月、10月と、連休は台風でございましたが、ただ今の連休は雨…。

芸術の秋も気になるところですが、私は読書の秋、真っ只中です。



今朝、紀伊国屋の前を通りましたら、
視界の端っこに、『親鸞・完結編(上・下) 本日発売!』のポップが!!!

ついに、ついに、待ちに待った五木寛之さんの『親鸞・完結編』が出版されたのねーーー!!!

進行方向から直角に曲がり、開店直前の紀伊国屋グランドビル店の入り口ドア前で足を止め、開店と同時に入店&購入。


嗚呼、嬉しい…。
朝から大興奮です。

嬉しくて嬉しくて、私の足元は地面から2センチくらい浮いてたかもしれない


早く出ないかな~、
まだかな~、
出版されずに五木さんにお迎え来ちゃったらどうしよう・・・(←失礼やろ)、


どれだけそんな独り言を呟いてきたことでしょう。


今日の雨模様も私にはまったく気になりませんでした。
買ったばかりの本が濡れないように、ただそれだけ。


どんな天候でも、心が喜んでる時は快晴に感じられるんですね。

『今』が素敵な瞬間か悲しい瞬間かは、状況や環境が決めるのではなく、『私の心』が決めるんですね。

そんな当たり前の事を今更ながらに感慨深く思った本日です。


五木寛之さん、出版してくださった講談社さん、有難うございます。


ちなみに、この度の初版には、非売品のポストカードが付いています。
本の表紙裏や巻頭ページにも、素敵な挿絵があります。


待ちに待った、待望の完結編。

早く読みたいけど、一気に読んでしまったら勿体ないし…という貧乏性が顔を出す。

でも、読みだしたらきっと止まらないはず。

親鸞 完結篇上 (五木寛之「親鸞」)/講談社
¥1,620
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親鸞 完結篇下 (五木寛之「親鸞」)/講談社
¥1,620
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もう一冊、3日前に出版されたばかりのこちらも購入しました。
死に支度/講談社
¥1,512
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御年91歳の寂聴様の著書。
このご年齢でこのタイトル。
それだけで心が正座します。



私に何歳でお迎えが来るか、来てほしい時に来なくて、来てほしくない時に来るかもしれないその瞬間を迎えた時、私はどんな死に支度が出来ているだろう。

そんなことを考えながら心静かに読ませて頂こうと思います。




待っていた本が出版され、それを初日に発見し購入できる幸運と、それを幸運と感じられる自分の心が幸せ。

大の読書嫌いから一転、何か読んでいないと落ち着かないくらい習慣化した自分の変化が本当に有難くて幸せ。



何かがあるからじゃなく、
何かが無いからでもなく、


ただ幸せだと感じられる今の心が有難い。




ありがとうございます。