占いネタです。

毎度のことながら、占える記事ではありませんのであしからず。



芸能人の結婚発表が目立ちますね。

おめでとうございます。

とある芸人さんとアナウンサーさんの入籍発表には驚きました。

かねてから、その芸人さんの命式を見る限り、「この人、結婚ってものに興味ないんじゃないかなぁ。」と思っていたので。


発表があって、改めてみて命式を見てみると、なるほどそういうことかと納得。

結婚=所帯臭い面倒な事=意味がわからん、という価値観を持っているであろうタイプのその芸人さんに、「身を固める(縛られる)」星回りががっちり巡っています。

一方、とにかく結婚願望が強いわりに、恋愛や結婚に関してはトラブルが付いて回りそうな命式を持つ相手の女性。
明らかに結婚運は多難の極み。

ところが見てみると、彼女のほうは、その荒れた結婚運が期間限定で抑えられたタイミングにいらっしゃる。


いやはや、お見事です。
おめでとうございます。

磐石の運気で結婚なさったとは言えませんが、こういう命式や運気の方々でもどうにか結婚に至ることがあるのだと分かり、占い師としては希望が持てます。

お二人は、相性は良い方の組み合わせに入るカップルさんですが、このご結婚が、死が二人を別つまで続くか否かは、ご両人次第。





ところで、自分と相手、或いは自分と周囲の人の相性が良いか悪いか、気になりますよね。



相性は良いに越した事はありません。

が、どのご夫婦やカップルさんも、最高に相性が良いかといえば、全然そんなことはありません。


出会った瞬間から、お互いにピンと来て、『まさに運命の人!』という相性でご結婚なさる方々もいらっしゃいます。
そういう方々は、本当に幸運な人です。


でも実際は、そういうカップルさんは少ないんです。



また、『まさに運命の人!』と出会って交際しても、相性がいいことにあぐらをかき、相手を思いやる気持ちを放棄した結果、破局してしまった人たちもいらっしゃいます。



反対に、「この組み合わせでご結婚なさったんですか?!」と、驚くほど相性が悪いご夫婦にも時々遭遇いたします。
しかも、喧嘩しながら50年もご夫婦を続けていらっしゃったりすることも。




じゃぁ、そもそも『相性』ってなんなの?って話になりますよね。




これは、占いに於いての私個人の考えですが、接着剤のようなもので、接着力の強弱、だと考えます。


二人が対面した時に発生する接着剤で、その接着力が強ければ相性はより良く、弱ければ相性は良くないか、悪い、というものでしょう。


この接着剤は非常に複雑な構造をしており、相手が違えば接着力の強弱も変わります。




抜群の接着力を備えた相手とくっ付いたとしても、古くなれば弱ってくる事もあります。

元々弱い接着力で、辛うじて形を留めている場合でも、安定してくっついていようとする「努力」をすれば、どうにかなることもあります。

剥がれた接着面がボロボロになって、再接着が不可能になっても、まだ無理に傷を増やしながらくっ付いていようとすることもあります。






どんな相性でも、努力を忘れたら、終わるんです。

我慢や辛抱を忘れたら、あっという間に剥がれ落ちるんです。




みんな、幸せになりたいと、どこかで思っています。


けれども、思いやりの心を忘れて、自分の事は棚上げにして相手を責め、自分に都合のいい我儘ばかりを言い、相手を大切にすることが出来なくなった人が、「幸せになりたい。私を幸せにして!」と言ったところで、一体どこの誰が耳を貸すでしょう。



「この人と結ばれて幸せになった」と思うことは、素晴らしい事です。

しかし、「この人と結ばれれば幸せになれる」と思うことは、間違いです。

「この人が私を幸せにしてくれるはずだ」と思うことも、大間違いです。

なぜなら、自分の幸せは人任せでは手に入らないからです。





「この人を幸せにしたい。」



そう思えてこそ、貴方にも相手にも、幸せがやってくるんです。



本当に幸せになりたいと願うなら、まず目の前に居るその人を大事にしてください。



また、相性のいいご縁を引き寄せたいと思うなら、まず自分以外のひとの立場や気持ちになって、人から求められる、望まれる存在になる努力をしてください。



本気でお互いの幸せや平穏を願いながら頑張れる者同士だけが、二人だけに分かる真の幸せを手に入れることが出来るのではないでしょうか。



「欲」だけでは、決して幸せは手に入りません。

世間には、セレブに憧れて何度も結婚と離婚を繰り返し、その都度玉の輿に乗る女性も居ますが、どんなに美しい容姿であっても、欲だけで近づいてきた女性に対し夫は、「妻不合格」の烙印を押します。



「世の中の女の70%は値段のつく女です。残りの30%は値段の付かない女です。僕は、その30%にしか興味がないんです。」
と仰った、超セレブの男性がいます。


見た目は全く冴えないその男性の、家柄や資産などを知った瞬間、目の色を変えて近づいてくる女性たちに、うんざりしているんでしょう。




男性も女性も、相手にどうしてあげたら幸せかを思い続けることができれば、幸せは今そこにあるでしょうし、そうした気持ちを思い出すことが出来れば、幸せはもうすぐそこにあるはずです。



大事なのは、心です、心。


私の経験上、楽をしたいなどの打算があるうちは、まだまだ春は遠いと思ったほうが良いでしょうね。





みんな、幸せになれるはず。

心次第ですよ。