みんながコンサで盛り上がっているとこですが。
「松本哲也さん」について、語ります。
ダラダラ長いので、興味のない方はスルーでどうぞ!(笑)
読売巨人軍 背番号31 左打ち左投げ
育成出身 外野手(主に中堅)
あたしにとって、松本選手は
「野球は守備もあるから面白い」と教えてくれた選手でした。
それまでは、
打ってなんぼ。
ホームランの出ない試合なんてつまらない。
スコアボードに0が並ぶのは、いまいち。
と。
野球に対して、そういうとこがありました。
もちろん、
ピッチャーがズバッとストライク決めて、三振!!
そのスゴさは知っていましたけど。
やっぱり、どこか攻撃がメインのスポーツ、と思っていました。
それを覆してくれたのが、松本選手。
全速力で走り、ボールに飛びつくその姿は、闘志を感じました。
…そして、その身体の小柄なこと!!!
180㎝、190㎝といった選手が当たり前の中で、彼の身長は168㎝!!!
もって生まれたベビーフェイス。
その愛くるしさからか、マスコットボーイ的な存在。
いい年した大人男子だけど、先輩後輩含めて、頭ポンポンされちゃう彼。
だけど、…その球際の強さったら、ハンパナイ!!
で、守備範囲の広さ!
松本選手を好きにならなければ、外野に釘付けで野球見ることなんてなかった。
野球を経験した人なら当たり前なのかもしれないけど、バッターや配球、走者の有無、アウトカウント、諸々のことを含めて、守備位置を変え、ボールの落下地点を見定め、走り出す。
そんな細かなことをやっていることも知らなかった。
守備の面白さ、奥深さを知りました。
届きそうにもない球でも彼は幾度となく、ジャンプをし、壁をよじ登り、キャッチしてきました。
身体を酷使してのチームプレー。
…正直、ファンとしては、怪我はしてほしくない思いと、全力でボールにくらいつく姿を見せてほしい思いと…、いつも複雑でした。
彼は育成の星と言われ、多くの実力者がいるジャイアンツというチームで、新たな個性をもって、その地位を自らの手で手繰り寄せました。
そして、それを活かしてくれた原前監督。
…あたしの野球好きには、ちょっと波があって。
原さん現役時代に夢中になり。
引退してクールになり。
原さんが監督で戻ってきて、盛り上がり。
原さんが監督を辞めて落ち着き。
2度目の監督に就任して浮かれ。
これにより、あたしの3度目の野球モードが高まったところ。
…そんな中で、出会ったのが、松本選手でした。
原さんが退任されて、今や、あたしの野球熱を支えていたのは、松本選手の存在といっても過言ではありませんでした。
そんな彼がなかなか一軍で活躍できない姿は、もどかしいばかりでした。
時にお山登りして、G球場に足を運ぶこともありましたが、今年はなかなかタイミングが悪く、あまり足を運べなかった…。
今になってみれば、もっと通うべきだった…と後悔もありますが。。。
地道に練習して、若手に混ざって二軍での試合を積み重ねて。
一軍に呼ばれるために、と昨年引退した尚広さんにも声を掛け。
盗塁技術を磨き。
高い成功率を持つ犠打も魅力の一つにし。
ただただ、声が掛かるのを待っていた今シーズン。
彼にとって、一番の弱点はバッティング。
いろいろフォームも改造して苦労している印象でした。
粘って粘って四球を選ぶセンスもあったけど、小柄な分、遠くに飛ばせない。
…だから、呼んでもらえない、って納得させたこともあったけど。
今年の一軍は、打てない場面もたくさんあって。
それなら、守備を徹底しなくちゃいけない!
そこに必要なのは松本哲也!!!…と、ずっと思っていました…
けど、それはあくまでもファンの思いであって、チームでの動きはまた別。
シーズン後半に入っても一軍に呼ばれることはなく。
毎年のようにオフシーズンはハラハラしていたけど、今年に限っては、他球団に移ることもあり!と考えていて。
もう一度、彼の守備を必要としてくれるチームでの活躍を…という思いがありました。
…残り少ないであろう、現役の時間を。
彼のプレイを待つ人たちのためにも。
そして、始まった第一次戦力外通告。
毎日のように冷や冷やしつつ、それでも2軍で躍動してきた彼のことを信じていました。
10/6、深夜にふと目を覚ましました。
松本哲也。
あたしのリアル検索アプリには、その名前がキーワード登録してあります。
※Vもまぁくんも大輔さんも入ってません。(笑)
時折、歌手の松本哲也さんの情報も上がってきますが。
目が覚めて、ふと、開いた検索画面には、100件以上のツイートがありました。
この時間におかしい!と。
すぐに何かが起きたことを察知しました。
松本哲也、引退。
予感がなかったわけではありません。
でも、もう一年は現役生活があるだろうと、僅かながら、期待をしていました。
…んー、けど、やっぱり覚悟していたのかな。。。
涙は出なかったです。
冷静に受け止めていました。
ただ、心拍数は上がっていたので、眠れそうにありませんでした。
10/7をどう過ごしたらいいのだろう、と。
ファンとして、彼の最後の雄姿をどう見送ったらいいのだろう、と。
悶々と考えていました。
朝、ツイートは1000件を超えていました。
彼の引退を知った多くのファンが、朝起きてパニックを起こしていました。
彼の引退を惜しむ声。
感謝を述べる声。
他球団のファンからも、たくさんの声がありました。
読めば読むほど、彼が多くの野球ファンに愛されていたことを感じました…。
あたしと同じように彼のプレイに魅了された人たちがたくさんいた。
彼の守備にお金を払う価値があったと言ってくれる人たちがたくさんいた。
それだけで、彼のプロ野球人生が報われた気がしました。
引退会見。
見るのは辛かったけど…、彼の思いは知りたくて、彼の言葉を聞きたいと思って。
見ました。
表情はスッキリしていて、…丁寧に言葉を届けてくれていた、と思います。
最後のファンへの言葉は…ずるいよ。。。
松本選手の人柄を感じられる場面でした。(ToT)
そして、彼は10/7のファーム日本選手権へ臨んだのです。
出番は8回裏に代打でやってきました。
打席に立つ段階から泣いていました…。
なんせ、泣き虫な松本選手だから…、絶対、どこかで泣くと思っていたけど…、そこで泣くなよー。
中継ツイート見ながら、涙。
スタンドでも多くのファンが一緒に泣いていたようです。
結果はサードゴロ。
それでも、一塁までしっかり走った。
それでこそ、松本哲也。
そして、9回はしっかりセンターでの守備。
センターが似合うんだよ、松本哲也には。
彼がセンターにいる安心感は半端なかったんだよ。
いろんなこと思い出して、どんどん泣けてきた。
って、書きながらも、また涙が出てきます。
試合後。
8度の胴上げ。
笑っていた。
笑顔で宙を舞っていた。
その表情を見たら、これからを応援しなくちゃいけない。
ファンとして、その覚悟ができました。
胴上げ後、見届けてくれたカープの選手にお辞儀、応援団にもお辞儀。
そういうとこ!
ホント、そういうとこ!
泣いちゃうんだから!!!( ;∀;)
松本哲也選手を知ることができて、幸せでした。
松本選手が野球に捧げた姿は、しっかりと刻まれています。
どの道に進もうとも、応援する気持ちは変わりません。
たくさん野球の魅力を教えてくれてありがとう。
11年間の現役生活、お疲れ様でした。
どうか、あなたの道がより輝かしいものでありますように。
ありがとうございました。