8月28日(水)

トロギールの朝の気温は27℃。今日はこれからトロギールから215㎞、所要時間約3時間半掛けてプリトヴィツェに向かいます。




北に進むにつれ、内陸性気候になるので気温も少しづつ下がってきました。強烈な暑さ地獄から少し脱出できそうです。




世界遺産・プリトヴィツェ湖群国立公園内の観光の前に、公園内のレストランでランチです。気温も25℃まで下がっていました。アスパラのクリームスープ、サラダ、ニジマスの塩焼き、デザートはクリームチーズパイ。ニジマスはプリトヴィツェの名物で、皮はカリッと臭みもなく、生臭さが苦手な私でも美味しく頂けました。




「プリトヴィツェ湖群国立公園」

プリトヴィツェ湖群国立公園は、ボスニア・ヘルツェゴビナ国境近くにある国立自然公園です。





大小16の湖と、92の滝がエメラルドグリーンの幻想的な景観を作り出していて、1979年にユネスコの世界遺産に登録されま
した。



上の湖から下の湖へ流れて行きます。



実際に見て、この透き通ったエメラルド色には驚きました。




湖畔なので涼しさを期待しましたが、日中は28℃なんですが日差しは強烈、体感はそれ以上で今日もかなり暑く感じました。




湖の中ですが湖底が透けて見えて、まるで地面を写してるように透明な水です。



湖上に架けられた橋を渡って湖の上を歩いて行きます。滝の流れる音と鳥の声が癒しを与えてくれます。



石灰岩質の岩盤に長い年月をかけて作りだされた美しい湖や、いくつもの滝。 また、300種類近い蝶や、カワウソやヤマネやクマなどの動物が生息しています。




船に乗って遊覧したり、自然を漫喫できます。




過去のクロアチア紛争により危機遺産に登録されましたが、政府が主体となり地雷除去を進めたことで1997年に危機遺産リストから除外され、現在ではクロアチア最大の観光名所として多くの人々が訪れています。




ホテルはプリトヴィツェ国立公園内にある3つの内の1つのホテル・イエーゼロ。とても大きなホテルで、お部屋も綺麗です。




夕飯はホテル内のバイキング。今日はよく歩いたし、マイナスイオンを体いっぱい浴びたのでお腹も空きました(笑)食後はラウンジで、雄大な景色を眺めながらお茶をしました。では、また明日。おやすみなさい!



8月27日(火)

ドゥブロヴニクの朝の気温は28℃、今日も快晴で旅日和りです。今日はドゥブロヴニクから約230㎞、所要時間約4時間掛けてスプリットに向かいます。




新しく出来たペリシャス大橋。ドゥブロヴニクはクロアチア領土の飛び地でしたが、ボスニア国境を超えずにパスポート無しで車で行ける様になりました。ただボスニア国家の海岸線は僅か9キロしかないので、橋が出来ると大型客船が入れなくなるので、建設までは条件面等かなり揉めたらしいです。また中国が絡み、地元ではチャイナブリッジと呼ばれています。




クロアチア第二の都市スプリットは、アドリア海沿岸最大の港町。沿岸部のためリゾート地としても人気がありますが、その歴史は古く、ローマ帝国の時代までさかのぼります。温暖な地中海の魅力に包まれたスプリットは、歴史的建造物も多く1979年にはユネスコの世界遺産にも登録されてます。




「ディオクレティアヌス宮殿」

世界遺産・ディオクレティアヌス宮殿は、クロアチアの都市スプリットに残っている宮殿で、3世紀末から4世紀初頭にかけて古代ローマのディオクレティアヌス帝によって建てられたものです。ローマ皇帝の宮殿が街の旧市街となったという、珍しい起源を持つクロアチアのスプリット旧市街。




この宮殿は今から約1700年前に、ディオクレティアヌス帝が晩年を静かに過ごすための宮殿として建設され、皇帝はここで6年を過ごしました。ローマの皇帝はほぼ暗殺される中、ディオクレティアヌス帝は天寿を全うされた数少ない皇帝の1人です。




皇帝のテラス。海に面しているので風が気持ち良いのと、船から直ぐに宮殿に入る事出来ます。当時は宮殿の外側は海でした。



鉄の門の前の広場にあるカフェ。88年前にエスプレッソコーヒー発祥の店です。



北門(金の門)の衛兵。(かなり暑そうやけどバイトかなぁ)





10世紀の司教グルグール。足の親指を撫でると願いが叶うらしいです。




クロアチアはネクタイ発祥の地です。由来とかウンチクが書いてあるかな。



ランチは直感で入ったイタリアンのお店で。スタッフの方にオススメを伺ったところ、人気の高いオリジナルトマトソースパスタとカルボナーラを。見た目普通かなと思ったら、オススメだけありかなりの美味でした!




スプリットはエスプレッソコーヒー発祥の地なので、ショートのブラックと、同じくショートのミルク入りを。ブラックはショートカップなのに、さらに1/3くらいの量でした(笑)



午後はスプリットから約28㎞、所要時間約45分掛けトロギールに移動しました。世界遺産・古都トロギール観光です。


 


「旧市街」

紀元前にギリシャの植民都市としてつくられました。中世には、敵の侵入を防ぐため設けられた水路によって本土と隔てられ、周囲に堅固な城壁が造られました。旧市街には13~15世紀の建物が多く遺され、古代ギリシャ、古代ローマ、ヴェネツィア共和国など、この町に影響を与えた大国の豊かな文化の名残りも感じられます。



トロギールの旧市街の入口にあたる北門。




「聖ロヴロ大聖堂」

世界遺産の古都トロギールでひと際目を引くのは、鐘楼がそびえ立つ「聖ロヴロ大聖堂」。13世紀から17世紀にかけて建てられたロマネスク・ゴシック様式の代表的な建築物です。




裁判所。



裁判所で判決を下された罪人は手を鉄の鎖で固定され、晒し者にされたそうです。現地ガイドさんに、「分からないからやってみて」と言ったら、罪人風にポーズを決めてくれました(笑)



トロギールにゃん発見!16にゃん目♪



今日は古都トロギールで宿泊です。今日はランチが遅めだったので、夕食は珍しくパスしました。毎日炎天下の中の観光なので結構疲れてます(笑)早めに休みたいと思います。おやすみなさい!



8月26日(月)

ドゥブロヴニクの朝の気温は、現在時刻7時30分で既に32℃。今日も暑そう。美味しい朝食をしっかり頂いたので元気なんですが、日差しが半端なくて肌が痛く感じるほど。こちらは昨夜宿泊したドゥブロヴニクのホテル。連泊だから今夜もです。


     


これからドゥブロヴニクからモンテネグロのコトルへ出発します。ドゥブロヴニクから約92km、所要時間は約3時間です。




クロアチア出国、国境のイミグレーションでパスポートにスタンプを押して貰います。




アドリア海を隔てて、イタリアと向かい合うバルカン半島西部の国モンテネグロ。その海岸線が陸地に入り込み、複雑な入り江となったコトル湾の最奥部にある港町がコトルです。世界遺産のコトル旧市街を観光します。モンテネグロは四国から愛媛を抜いた大きさとほぼ同じで、人口約62万人。モンテ=山、ネグロ=黒い、の意味だそうです。




世界遺産のコトルの旧市街をこれから観光します。ドゥブロヴニク同様、城壁に囲まれた町です。因みに、モンテネグロは猫の町だそうです(=゚ω゚=)



早速ウエルカムにゃん!モンテネグロにゃん。12にゃん目♪



1602年に建てられたコトルの中心にある時計塔は、町の中心です。塔の前には小さなピラミッド型の石があり、地元の犯罪者がかつて罰として結ばれていた恥の柱として機能していました。



ここにも猫が落ちていました(笑)牛猫のモンテネグロにゃん。13にゃん目♪暑くて伸びきってます。



「聖トリプン大聖堂聖」
聖トリプン大聖堂はコトルを代表するカトリックの教会です。



横になってる率高し。モンテネグロにゃん。14にゃん目♪



颯爽と歩く姿が絵になります。モンテネグロにゃん。15にゃん目♪わずか数分の間に4匹の子に出会いました。



にゃグッズを販売してるお店が多いこと。旧市街の入り口に「にゃ募金箱」が設置されていたので、しっかり募金してきました。



ランチはチキングリル、パン、クレープ。味付けがしっかりしてるので美味しいです。



これからモンテネグロの首都ポドゴリッツァへ移動します。コトルから約88㎞、所要時間は約2時間です。ここから北マケドニアまで車で行ける距離なんやなぁ、、って言うのも、列強を征服した伝説的なマケドニアの王・英雄"アレキサンダー大王"が大好きで、是非とも歴史を体感してみたい国の一つなんです。10月のクルーズ旅行では北マケドニアは訪れる予定でしたが、、残念です。



モンテネグロの首都、ポドゴリッツァに到着、散策です。気温はなんと41℃です。湿度は高くはないけど、お風呂に浸ってるような暑さです。


「ポドゴリッツァ市庁舎」
ポドゴリッツァは第二次世界大戦で町が破壊されたため、古い建物が殆どないのでこの市庁舎も新しいですが、市内中心地にある共和国広場前の市庁舎の白い建物は美しく目をひきます。市庁舎前に建つポドゴリッツア元市長、マルコ・ミルヤノフの銅像。


「時計塔」
1667年の建造物。街は第二次大戦中に爆撃を受けたため歴史的建物が少なくオスマン帝国時代から残る時計塔は数少ない歴史ある建物です、ポドゴリッァのランドマーク的存在です。




「共和国広場」
首都で町の中心なのですが、小さな噴水とオベリスクがあるだけの広場で、地元の方も観光客も殆どいません。一角には低層ですが政府機関の建物やショッピングモールがあります。時間が止まったような感じの首都でした。




「ニコラ王の夏の離宮」
モンテネグロ公国ニコラ1世が夏の離宮として使われた場所ですが、現在は庭園は公園となっていて自由に出入りができます。宮殿は博物館になっており、庭園の中には小さなチャペルやあづまやがあって市民のオアシスになっています。 



これから約150㎞、約4時間掛けてドゥブロヴニクへ戻ります。しかしツアーは楽です。移動中は爆睡です(笑)


ホテル到着が20時頃だったので、夕食はホテルのバイキングで頂きました。こちらのお料理って想像以上に美味しくて、お味が日本人好みかもしれません。フルーツも糖分が多くてとても甘くて美味しい。



今日は最高に暑かったけど、色々と勉強になりました。電動キックボードも日本よりも随分前から使用されていたり、ステーションも至る所に設置されてたりと、進んでるところも多く見受けられました。モンテネグロを訪れて実際に町を見て感じるものも大きさかったし、来て良かったと思います。おやすみなさい!