南の島で 珊瑚のかけらを拾った。

南の島の どこまでも青い空

まっすぐな太陽の光と

焼けるような熱

びっくりするような 青い海

いっぱいいっぱい吸い込んだ 珊瑚。

形がとても美しかったので、

お部屋に飾ろうと思って

真水で洗ってみた。

潮の匂いが、なかなか抜けない。

空と 太陽と 熱と 海とが

奥の奥まで染み込んでいる。

そのゴツゴツした感触と、匂いとが

南の島の記憶を留め続ける。
王子公園にて、

夜桜通り抜けが開催されていたので、

行って参りました。






今年の桜は、花開くのが早く、

まだ残っているのだかわからなかったのですが、

行ってみると、

まだ花は綺麗に残っていました。

満開を過ぎ、

ところどころ葉桜になっておりましたが、

花びら舞い散る中での花見となったことは、

なかなか乙なタイミングだったと思います。



程よく風も吹いていて、

はらはらと花びらが舞う中、

光に照らされた桜を見ながら

歩きました。



とても幻想的な花見を楽しむことができました。






このように夜桜をじっくり見るのは

初めてだったかしら?

この、儚く妖しい美しさは、

満開で、ぽかぽか陽気の中見るのとは違った、

桜の、もうひとつの大きな魅力だと感じました。
この日、

TENさんのライブがありました。

会場は、

伊丹の、古い酒蔵跡。

そこでは、

升田学さんの展覧会『ヒトスジ展 空地』が

開催されておりました。



古い酒蔵跡で行われている

展覧会場で行われる

ライブ。

それだけで、もう、

ワクワクしますね。






升田さんの作品は、

1本のワイヤーを曲げて生み出された、

繊細で緻密な作品。

平面的かつ立体的で、

金属とは思えないほど有機的。

じーっと見ていると、

わぁっと生えていくような、育っていくような、

それでいて、朽ちていくような、

不思議な錯覚を覚えました。






ライティングにこだわった、

素敵な展示空間だったのですが、

ライブの時は、ライブ用の照明となっておりました。

光の色、あて方によって、

同じ作品がまったく違った見え方がして、

面白い。



TENさんの歌声と、

升田さんの作品との、

マッチングがすごい。

なんて、贅沢な空間に居るのだろう。

そう感じました。



TENさんの、伸びやかでしなやかで力強い歌は、

人や、あらゆる生命体の

バイオリズムに響いているんじゃないか

と思うくらいに、

気持ち良い。

それが、

升田さんの作品の、

育ち、また、朽ちていくようなフォルムに

見事に絡まり合って、

呼吸や拍動に寄り添うように、

鎮静と高揚を

とても心地良く往き来できる空間に居ることを

感じたのでした。

早い話が、

聴きながら、私は、

トリップしておりました。