ありのままの自分で
人生も音楽も思いっきり楽しもう！！
ピアノ×うた×カウンセリング
自分をまるごと好きになろう！！
北みずの坂音楽教室の野村知子です
32年間のピアノ人生を振り返っています。
「合格」をもらった私は
不安もあったけど、安堵もしていました。
中学校の先生や
周りにいた人たちからの期待に
応えることが出来たから。
それに、名門校に入学することが出来て、
ちょっと得意気にもなっていました。
さすがだね！
すごいね！
と周りから言われて、
沢山お祝いもしてもらって、
自信にもなりました。
新品の制服を着て街を歩いたら、
「おっ！〇〇高校かっ！
がんばれや！おめでとう！」
なんて知らないおじさんから
通りすがりに話しかけられたことも。
そのおじさん、めっちゃ嬉しそうで、
もしかしたら先輩だったのかな？
と思います。
誰もが認めている高校に
入ったんだ！入れたんだ！！！
と、嬉しい気持ちでくすぐったかったです。
そうして、電車を乗りついで
片道約1時間の通学が始まりました。
ちなみに、
ものすごいローカルな話ですが、
名鉄上飯田駅から地下鉄平安通駅間、
入学した頃はまだ地下鉄が通ってなくて
15分かけて一駅分を歩いてました。
暑い日や雨の日はもちろん、
レッスン日にあたると
楽譜や教科書類が重くて重くて大変
高校2年生の時にようやく
地下鉄上飯田線が開通したので、
時間短縮にも繋がり
物凄く快適になりました。
開通前、
満員電車から吐き出された人々が
一斉に同じ方向へ歩く様は
まさに民族の大移動。笑
それはそれで面白く
今思い返すと懐かしい光景です。
入学式を終えて、
一通りのオリエンテーションを終えて、
授業が始まりました。
音楽科のカリキュラムは
普通教科と専門教科の割合が半々。
教室は普通科と同じ建物にあり、
普通教科を受ける時はその教室にて受講し、
レッスンやソルフェージュなど
専門教科は別にあった音楽棟にて
授業を受けることになります。
なので、
慣れてしまえばそんなこともないのですが、
授業毎の移動が結構大変でした。
そんなこんなで新生活がスタート。
受験前に幾度となく開かれていた
先生の試演会を通して
何人かとは既に顔馴染みになっていたので、
友達もすんなり出来ました。
最初は、とても楽しく通えていました。
徐々にシビアになっていく原因が
ここにあるとも知らずに。。。
1学年1クラス40人で構成される音楽科は、
同じ40人が持ち上がり
高校の3年間を一緒に過ごします。
良ければ天国。
そうでなければ地獄。
友達は友達でありながらも
みんなライバルということを
少しずつ少しずつ
体験していくのです。
最初になんかおかしい⁈と思ったのは、、、
続きます。
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