今日、社内イベントで久しぶりに顔を合わせた同期と話していると、彼には子どもがいないことが分かりました。
作らなかったのではなく、できなかったらしい。
私も子どもがいなくなってしまったので夫婦二人だという話の流れで老後について語り合うことに。
育児真っ最中のときには、あまり考えることのなかった「老後」。
しかし、りんりんがいなくなり、目先のあれこれがなくなってしまうと、一気に「老後の問題」が目の前に迫ってきてしまいました。
この2年、お墓をどうするかから始まり何をよすがに生きるのか、ずーっと考えていますが答えはでません。
りんりんのお骨はまだ家にあります。
今のところは夫か私のどちらかが死んだとき一緒にお墓に入れる予定。
では、残された方は誰がお墓に入れてくれるのか?そしてその墓守りは誰にしてもらうのか?
答えは出ていません。
子どもがいたとしても、お墓の問題は存在します。
今日の日経新聞の夕刊にも「墓の今後を考える」という記事があり、子どもを思い永代供養の墓を選んだという親子の話が取り上げられていました。
同期入社の彼とはお墓の話はしませんでしたが、彼は奥さんと「70歳までは元気に生きよう、夫婦二人の死ぬ時期が大きくずれないといいね。」と最近は話し合っているとのこと。
子どもに自分の老後を看てもらうことをあてにしたり、墓守りを期待していたというわけではありませんが、いないとなるとやはり真剣に考えておかねばなりません。
まずは、最終的に一人になったとしても気丈に生きていけるように、健康と趣味と友人をキープしたいですね。
でも残念ながら一人暮らしに自信が持てないなら、介護付き老人ホームに入れるだけのお金があれば言うことなし。
世の中の人々は、何歳くらいからこんなことを真剣に考え始めるのだろうか?