5月24日が命日ですが、1日前の23日・日曜日に三回忌の法要を行いました。
自宅でお寺さんにお経をあげていただき、その後、食事に出かけました。
今年も、頂いたお花で家の中は華やかです。
この2年間を振り返ってみると、りんりんを思って涙することは徐々に減りました。
葬儀の時、特にお通夜の時は、元気な私に驚いた人もいたかもしれません。
あの時は、りんりんが病との苦しい闘いから解放されたことにホッとし、加えて、数週間ぶりに勤務先の人たちと顔を合わせたことでビジネスモードになり、ハイテンションになっていました。
りんりんを失った淋しさが押し寄せてきたのは、葬儀が終わり、親戚も帰り、自宅で夫と二人きりになった時です。
その喪失感、心にぽっかり穴が開いたようでした。
あの頃は、りんりんのことを考えると勝手に泣けてきて、電車の中で涙を流すことも度々ありました。
何時間も泣いていた日もありました。
でも時が経つにつれ、徐々に涙する日が減ってきたのです。
とはいえ、何かのきっかけで泣けることはあります。
今でも時々はウォーンと泣きます。
楽しかった時間、幸せだった時間を思うと、それがもう手に入らないことに悲しくなるのです。
心に開いた穴は一生塞がらない。
でも、穴が開いた状態に大分慣れたので、その穴とともに生きていきたいと思います。