昨日、臓器移植法改正案のA案が衆議院で可決されました。


A案は、年齢制限がなく、一律に脳死を人の死とする、というもの。


まだ参議院での審議が残っているので、法律として決定したわけではないけれど、今病気で苦しんでいる人にとっては、臓器を待っている側も提供する側もハラハラしていることでしょう。


りんりんは生命活動の中枢である脳幹が悪性腫瘍に侵されて命を落としましたが、臓器自体はどれも健康体。

意識がなくなってから心臓が止まるまであまり時間差がなかったけれど、もし植物状態になっていたらと思うとかなり複雑な気分。


「臓器を提供してもらえますか?」なんて聞かれていたら答えられなかったなあ、私は。

心臓が動いているのに死んでるなんてきっと思えない。


臓器を待っている人には申し訳ないけれど、「臓器を提供してもらえますか?」なんて、尋ねられなくてよかった。