2年前に脳トレがしたくて、初めてゲーム機を買いました。

それがニンテンドーDSライトです。


夫はプレイステーションとかする人で、プレステは家にありましたが、私はあまり興味がなくゲームはほとんどしていませんでした。


その私が自分で遊ぶためにDSを買ったのですが、ゲーム好きのりんりんにすぐに取られてしまいました。


6歳の子どもでも脳トレは面白かったらしく、結構遊んでいました。

そして、大人では気付かないような発見をして教えてくれました。

たとえば、トレーニングの後、判定の画面で、自転車級とか自動車級とかの表示が文字と絵で出てくるのですが、自転車の絵を触るとチリンチリンと、自動車の絵を触るとブッブーと音が鳴るのを知っていますか?


「爽快!まちがいミュージアム」という間違い探しゲームでは、ナビの画面にカエルが登場するのですが、こいつを触るとピョーンと下の画面から上の画面に飛び上がるのを発見したのもりんりんです。


他にも細かい裏技?というか、遊びをいろいろ見つけるのがりんりんは得意でした。

そして説明など読めなくても、適当に触りながら遊び方をあっという間に覚えて操作していました。


りんりんが持っていたDSソフトは、2年間で増えて、ほかには、

「お茶犬の大冒険」

「シナモンボールくるくるスイーツパラダイス」

「サンリオ キャラクターずかんDS」

「おとぎ銃士 赤ずきん」

「オシャレ魔女 ラブandベリー」

「ぜんまいざむらい」

「ふたりはプリキュア スプラッシュスター」

「ジグソーパズル おでんくん」 等があります。


一番いっぱい遊んだのは「爽快!まちがいミュージアム」かな。

片手でできるので、闘病中も点滴しながらとずーっとやってました。

これは、すべてクリアしたと思います。


残念だったのは、「おとぎ銃士 赤ずきん」です。

このゲームでは、クリアするたびに洋服のアイテムが増えてキャラクターにおしゃれをさせることができます。

りんりんはいっぱいゲットして着せ替えを楽しんでいました。

何が残念だったかと言うと、通信モードで友達が作ったキャラクターと、ツーショット写真を撮ったりアイテムを交換したりといったことがしたかったのにできなかったことです。

最後までこれにこだわっていて、我々もりんりんの願いを叶えてあげるべく、おばあちゃん所有のDSを借りてきて、赤ずきんのソフトをもう1本買うことにしました。


ところが、これがマイナーなソフトで、2008年5月には、新品はおろか中古でもおいてる店がなかなか見つかりません。

なんとか探し出して購入できましたが、りんりんのようにちゃっちゃと操作して洋服アイテムをゲットするのは難しそう。ママの代わりにやって~と、既に寝たきりのりんりんに無理を承知で言ってみたところ、

「説明書読んだらできるから」と、りんりんに諭されました。


それが5月22日のことで、24日にはりんりんは旅立ちましたので、願いを叶えてあげられなかったのでした。

今からでも私はこのゲームをするべきかどうか悩むところです。