雪組の東京公演を観劇しました。2回目の観劇だったのでようやく“Boiled Doyle on the Toil Trail”の意味するところが理解できたように思います。生田大和先生の解説の表題にもなっている彩風咲奈さん演じるアーサー・コナン・ドイルを通して「『好きなことで,生きていく』という困難」さを感じとることができました。自分で選んだ道を貫き通すことは,嫌いなことから逃げるよりもはるかに大変なことであり,ときには自分本位にならずに周りのよき理解者や支援者のアドバイスに身を委ねる柔軟な生き方が必要なのだろうと思います。夢白あやさん演じるコナン・ドイルの妻・ルイーザの気迫あふれる演技にも心が動かされました。