3. Small Schoolならではの同級生、アラムナイ、教授、スタッフとのネットワークのしやすさ Big Schoolがどこまで密なネットワークを持っているか分からないけども、実感値としてsmall schoolならではのコミュニティの密度を感じることは多い。(が、特にそういうことには関わらないという人も一定数いる)
ざくっと最終学期に取っている授業をば。 1. Finance For New Ventures 教授は1年生の時のファイナンスの教授で、昨年Babsonで最優秀教授にも選ばれた人。とてもペースが速い教授だが、曖昧なことを言わずにズバズバ切って行くのは気持ちよく、又軍隊出身らしくとてもスパルタな教授でもある(笑)授業の内容はスタートアップにおけるファイナンスの仕方についてを学ぶのと、投資家サイドから見た際のvaluationなども行う。ゲストでスタートアップのFounderとそこに投資しているエンジェルインベスターが来て、founderのピッチをまず聞いた上で生徒が投資家側として色々な質問をし、その後に実際のエンジェルは何を見ているのかなどを聞いたりした。非常にBabsonらしい授業の1つで今の所とても良い。
2.Financial Reporting and Statement Analysis 財務分析のクラス。1年生の最初のモジュールでアカウンティングを習ったっきり触っていなかったので、最後のまとめとして履修。教授は教科書の著者でもあり、1年目のアカウンティングの教授より分かりやすい(笑)もしくは一応下地があるからなのか。。。苦手分野の底上げの一環として。
M&Aは非常にヘビーな授業で、且つ自分がファイナンスバックグラウンドではないので、どこに自分のポジションを取るべきかかなり手探りだった。6人チームで、そのうち4人がファイナンスに強く、自分ともう1人が劣勢な状態。且つ、毎週M&A dealに対するletter of intentを提出するアサインメントだったのでビジネスライティングの部分も重しになった。このチームは特にファイナンスに強いうちの3人が精力的に動き、チームのミーティングが半端ない頻度で行われたが、自分はスケジュールが厳しく参加できないことが多く、議論の進捗に付いて行けなくなることがあった。正直この授業を取るには自分の他のスケジュールが忙し過ぎて、失敗したと思ったし、チームのメンバーにも申し訳なく思った。ただでさえファイナンスの部分で貢献できることが少ないのにミーティングにも出れないとなると、当然チームの中での自分の役割は縮小し、発言権も少なくなった。ふとリーダー格のチームメートに「この授業でtake awayつかんでる?」と聞かれ、「うーん、結構みんなに助けられちゃってるから自分で理解出来てない所も多い」と答えると、「俺はお前にこの授業で、このチームで、ちゃんと学んだって言えるようになって欲しいんだよ」とグサッと刺さる一言を言われた。自分が情けない部分もあるけど、それ以上にこういうことをストレートに言える奴ってすごいなと思った。1年目(特に前半)の時はチームミーティング自体にどう適応するかが課題になっていたけど、内容として置いて行かれる危機感を持つチームはこれが初めてだった。何かしらで貢献できるポイントを作らなくてはいけないし、自分としてもtake awayをしっかり持てるようにしないといけない。今はM&Aにおけるストラテジーにフォーカスして貢献するようにしている。
授業以外ではBabson Asia Entrepreneurship Forumのオーガナイザーとして関わったことも大きなトピックだ。正直、前職でもイベントは色々回していて、イベントをやること自体はあまりチャレンジではないと思ったので、優先順位は下げ、Chairのポジションは取らずにVPとしてやることにした。1つのチャレンジはフォロワーシップ。いかにリーダーが上手くリードしやすいようにしてあげるかというのは、実は自分にとってはリーダーシップを取ることよりも難しいことで、ついリーダーのやり方にイライラして自分がやりたいようにやってしまう所がある。結局今回も自分が実質リーダーのような形でイニシアティブを取ってしまったのでチャレンジ失敗かもしれない(笑)このイベントを通して思ったのは、自分はストレス耐性は強い方だけれど、他人にそれを求めてはいけないとういこと。もうちょっと働けよお前ら、と思うことは何十回もあったし、実際言っていたけど、そういう労働を強いるやり方じゃなくて、一生懸命且つ楽しめる方法でやらないといけない。Product Designのチームにも通じることだけれど、働くインセンティブをどこに持って行くかというのはチームの運営上非常に大事なことだと思う。特にお金をもらっている仕事ではない、学生のチームワークにおいては尚更。このイベントにおいてはBabsonのPresident、Dean、看板教授からそれぞれお褒めの言葉をもらい、「今まで見た中でベストのイベントだった。舞台裏の努力が伝わるイベントだったよ。」と言われた時にはうるっと来てしまった。色々動いた分だけ、人に伝わるんだと思う。
2年目のFall Semesterで取った授業は以下の通り。 ・Managing in Turnaround Companies ターンアラウンドの授業。教授自身が数多くの企業再建に関わった人物で、成功事例と失敗事例をどちらも見ている点が良い。有名どころではPolaroidの再生案件があり、授業のケースでも取り扱う。非常にバランスの取れた教え方をする教授で、今の所満足。
・M&A for entrepreneurs $10M-$500Mのレンジの企業におけるM&Aについての授業。ワークロードがかなりハードで、毎週チームで5,6時間は最低MTGすることになる。戦略的企業買収、Fundによる買収などいくつかの立場にたって実践さながらのDealを行う。教授はかなり勢いのある人で、教え方も上手く生徒からの評判も毎年高い。
1. Online Course インターンがあるとはいえ、夜や週末は時間があるので無料のオンラインコースを取っている。今流行りのMOOC(Massive Open Online Course)とやらだ。有名なのは2つあってEdXとCouseraだが、今開講されてる授業で興味があったのがCourseraだったのでそっちを使ってる。Startup Engineering(Stanford)とPublic Speaking(U Washinton)の2クラスを取っているけど、Startup Engineeringはやはり向いてないようでCodeをちまちま書く作業が苦痛で頓挫しそうだ。Public Speakingのクラスは結構良くて、テクニックを学びつつ、自分のスピーチを録画して提出、フィードバックをもらう、などOnline Courseに向いてなさそうだけど割と気に入っている。いつもspeakingでお世話になっているBabsonのpublic speechの教授に、今これやってるよと報告したら、その教授もその授業を参考としてチェックしてると言っていた。自分はBabsonのpublic speakingの授業は取ってないので比較はできないが、University of Washintonのpublic speechの授業はしっかりオーガナイズされていて良い。Online Educationの社会的利点の1つにこういう風に他のEducatorに対しても知識や教育方法が共有されることで、全体として教育の質が高まるという部分もあるなと思う。
2. Workshop IDEOとACUMENが共同でやっているHuman-Centered Design for Social Innovationという5週間のworkshopに参加している。これは全世界で1万人以上がsign-upしているようで、google+のコミュニティを覗くとアフリカや南米、アジア、等本当に世界中で同じテーマについて各地でグループを作ってworkshopをやっている。これも無料で開講されているMOOCの1種だと思うけど、workshopのクオリティ、無料、1万人以上が参加、ということを考えると、MOOCの破壊力を感じる。Online Educationの難点の1つである、対面でのインタラクティブなコミュニケーションの欠如、という部分をlocal communityを作ってミーティングをさせることで補っている部分が肝かもしれない。このworkshopは今のインターンの内容にも関わる所があって勉強になっている。知人がこのworkshopのプログラム設計に関わっているのだが、プログラムとしてのインパクトをどう測るかなど今度聞いてみたい所だ。
3. Toastmasters 日本にいる時から入ろうかなぁと思いつつ見過ごしてきたToastmastersのBoston Chapterに通い始めた。まだ入ったばかりなので自分のスピーチの番は回って来ていないけど、上手い人も下手な人もいるけどアメリカ人が多いので全体としてレベルは高い。もともとToastmastersのイメージは非英語圏の人のEnglish Public Speechの強化が目的なのかと思っていたけど、アメリカ人がガチンコでスピーチの訓練に来ている。それだけこの国ではspeechが重要とされてるんだろう。自分も英語どうこうではなく、Speechとして高い評価を得られるよう頑張ろうと思う。
4. Babson Asia Entrepreneurship Forum 11月に行うフォーラムのVPをやっていて、プログラム設計/スピーカーサーチの担当をしている。イベントはまぁ一応色々やってきているので、とりあえずやっとくかと思って関わっているのだけど、スピーカー探しは結構大変で時間を取られている。やはりアジアからアメリカに来てくれというのは結構ハードルが高く、アメリカ在住のスピーカーも混ぜながらやっている。今まで知らなかった世界の起業家、エンジェル、VC、Incubator等を知ることが出来、また、断られてもコンタクトを取ることが出来るのは役得かもしれない。もう7月が終わるので少し焦って来ている今日この頃。でも絶対良いイベントにするのでボストン近辺にいらっしゃる方是非!そのうちリンク張ります。