青物狙いで能登の磯場へ
現地で車中泊して
AM4:30レッツゴー!
ポイントまで約30分磯場を歩きます。
もちろん悪路です。
ところどころ岩が崩れて道がなくなっている。
橋も完全に崩れ落ちて渡れない。
別ルートを探して突き進む。
トンネルの出口
崩れて向こうに行けない。
かなりの高さ、下に降りる道もない。
落ちれば確実に死ぬ。
戻るか?
いや、今さら後戻りは出来ない。
跳ぶしかない!
…
ポイントに到着。
第一投目
底をとり、シャクリ始めてすぐ、
「ガツンっ」
「くったぁ!」
根に巻かれないように連続ポンピングでよせる。
結構すんなり上がってきたが?
3kgくらいある。
足下まで寄せたところで
ポロン!
さよなら~(ToT)/
気を取り直して2投目。
「ゴンっ!」
今度は抜き上げるポイントまで慎重に誘導。
投げれば当たる状態。
コレが入れ食いというやつなのか?
まだ釣れそうだったが帰る時間もあるので8時頃釣り終了。
手を滑らせて海へ返したのも含めれば10本以上釣れた。
キープしたのは6本。
これが持ち運べる限界だろうか?
この道を戻らなければならない。
約20kgを背負って…
リュックに魚を入れていざ立ち上がろうと思ったが…
予想以上に重い。
気合いを入れ立ち上がる。
後ろにひっくり返りそうだ。
岩場を登っている途中、左膝の筋肉がつった。
痛みをこらえて進む。
トンネル出口の崩れたところ
行きは跳べたが帰りはどうする?
20kg背負って跳べるはずがない。
荷物を何回かに分けて運ぶ。
手、足を掛けるところは亀裂が入りいつ崩れ落ちてもおかしくない。
上から落石の危険もある。
今までこんなに恐怖を感じたことがなかったが、重さと疲れで無事車まで戻れるか不安になった。
果てしない道のり…
ゴールが見えない。
途中とちゅう休憩しながら、ゆっくり慎重に歩く。
しまいに両足の膝の筋肉がつった。
ゴールはまだか?
リュックの重みで肩が外れそうなくらい痛い。
…
やっとの思いで車に戻った。
行きは30分
帰りは2時間以上かかった。
長かったぁ~(ノ△T)