ナースママのsuumiですニコニコ

 

我が家は私だけがヴィーガンで他の家族はヴィーガンではありません。

 

家族が食べる食事のメインには動物性の料理を作ることが多いです。

 

正直、動物性食材を使うことには抵抗があります。

 

お肉になるまでの過程を考えてしまうし、煮込んだりするときに出るアクを見ると動物達の苦しみのように感じます。

 

ヴィーガンを知るまでは、深く考えたこともありませんでした。

 

食べ盛りの息子達の食欲が凄くて、スーパーでは追い付かず、お肉は直売所で月3~4回、一回5~6㎏のお肉を購入していましたガーン

 

それは、ヴィーガンを知ってからも続いていました。

 

ストックのお肉がなくなったある日、「明日から仕事だからお肉買いに行かなきゃ…」と思うのですが、なぜか行く気になれませんでした。

 

でも、今日を逃すと買い物に行けないし…と数時間葛藤しながらも行くことに決めました。

 

直売所に着くと家畜の匂いがいつも以上に強く感じました。

 

お店に入り、合計5kg 分のお肉を注文しました。

 

お店の中からはぶら下げられた豚や牛から肉を切り取り商品にされていく工程がガラス張りに見れるようになっています。

 

その日は混んでいて丁度その様子がよく見える場所にいたこともあり、待っている間目に入ってしまいました。

 

その時、感じたのは苦しみそのものでした。

 

私自身の苦しみなのか、動物たちの苦しみなのか、ただただ苦しいのです。

 

勿論、その場に生きている動物はいないのに、胸が締め付けられて呼吸がしずらくて何とも言えない感情でした。

 

5㎏のお肉を買って家に帰りましたが、いつもならすぐに小分けにして冷凍庫に入れる作業をするのですが、やる気がでない。

 

冷蔵庫に入れたまま、ずっと考えていました。

 

無知だった自分の愚かさ、人間の残酷さ、種差別する現実…

 

自分一人がヴィーガンになると言っても、家族やペットは動物性食材を食べるのだから、ヴィーガンなんてなれないのではないか…

 

自分の周りにヴィーガンの人はいないし、理解を得られないんじゃないか、宗教だと思われるんじゃないか…

 

色々な思いが沸き上がってきて葛藤していました。

 

でも、あの時感じた感情は忘れられないものでした。

 

「誰に何を言われてもいい、私はヴィーガンとして生きていく」と決めました。

 

夜、家族にヴィーガンとして生きていくことを伝えました。

 

ヴィーガンについては、家族にも話はしていたので、ヴィーガンがどういうものかは知っていましたが、やはり自分達は無理。でも、私がヴィーガンとして生きていくことには反対はしないとの返事でした。

 

正直、反対されなかったことに安心しました真顔

 

私が、ヴィーガンになったことで、出汁や調味料はヴィーガン仕様になり、卵や牛乳など乳製品を買うことも減りました。

 

家族は、お肉か魚をほぼ毎日食べるし、愛犬も動物性のフードを食べているので、私が動物性食材を扱わない日はありません。

 

なので、ヴィーガンになったとはいえ、これでいいのか…と思うのが本音です。

 

ヴィーガン料理が上達して、家族が満足できる料理が作れれば、「今日はノーミートデー」の日が作れるのかもしれない。

 

今は、自分がヴィーガンとして出来る事をコツコツやっていくことで、何か良い事へつなげていければと思います。

 

今日のランチはヴィーガンクリームパスタ

主人も一緒に食べましたが、「美味しい、店で食べるやつみたい」とペロリと完食。

 

ヴィーガン料理も美味しいですよラブラブ