📞 夜、妹から電話が鳴った。
スマホの画面に表示された名前を見た瞬間、
私は反射的に思った。
「……あ、これ長くなるやつだ」😅
しかも平日。
翌日は普通に仕事。
朝から会議もあるし、やることも山ほどある。
それなのに、
なぜか切れない。
姉という立場だからなのか、
それとも
「嫌な予感」がしたからなのか。
結局、
通話ボタンを押してしまう自分がいる。
「もしもし?」
その一言目の声で、
もう分かった。
これは、
ただの愚痴電話じゃない。
案の定、
時計の針はどんどん進み、
⏰ 気づけば3時間コース。
「明日仕事なんだけどなぁ…」
心の中で何度もつぶやきながら、
私は黙って聞き続けた。
仕事をしていない人には、
この感覚はなかなか分からない。
翌日がある。
体力も気力も計算して生きている。
それでも、
家族の声が沈んでいる時だけは、
切るという選択肢が消える。
妹は、
ぽつりぽつりと話し始めた。
最初は、
本当に些細な話のようだった。
「ねえ、お姉ちゃん…」
「ちょっと聞いてほしいんだけど…」
この“前置き”が出た時点で、
重たい話だと確定する。
そして出てきたのが、
姪の話だった。
😢 小学校の女子グループでのトラブル。
ここまでは、
正直よくある話だ。
女の子同士は、
大人が思う以上に
関係が複雑で、
残酷なほど言葉が鋭い。
でも、
次に出てきた言葉で、
私の中の何かが一気に変わった。
📱
「くたばれ」
LINEで、
そう送られてきているという。
しかも、
一言じゃない。
長文で、
何通も。
……一瞬、
頭が真っ白になった。
次の瞬間、
胸の奥から
ドロッとした怒りが湧き上がる。
「は?」
思わず、声が低くなった。
「……くたばれ?」
冗談じゃない。
心の中では、
別の言葉が渦巻いていた。
「お前がくたばれだ💢」
もちろん、
そんなことは口には出さない。
でも、
怒りは確実に
私の中で火をつけた。
言っていいことと、
言ってはいけないことがある。
これは
絶対に
超えてはいけない線だ。
ましてや、
相手の状況を考えたら
なおさらだ。
📘 続く