早速昨日映画

建築学概論

を観に行ってきました

この映画の評価は男性の方が高いです。

そして男性の観客が多くて正直ビックリしました

男性は初恋を綺麗なままで残し、美化している所があると思います。

時々思い出したりなんかして・・・

大体武勇伝を言いたがるのも男性ばかり

女性は過去は過去として置いておき、今を大切に生きています。

初恋を思い出すことありますか？

私全くないです！！！！

お互いの初恋の相手がオム・テウンやハン・ガインみたいになっていればいいけれども、現実はそんなことはなく、多分実際会うと、

「ナンデこの人のこと好きだったんだっけ・・・」

「ドコがよかったのだっけぇ・・・」

とか言っていそう

元彼すら思い出すことはない有様。

そしてこの映画のキャッチコピーは

みんな誰かの初恋だった

そお？っと冷めた心で思いました・・・・

この映画をみて初恋を思い出してみようと試みましたが、思い出してもあの時の切なかったことも、苦しかった気持ちも今ではすっかり忘れてしまっています。

女性は忘れていく生き物だと思いました

だから時を経て初恋の相手を、女性側から訪ねていくという設定に少々違和感を感じました。

余程何かを期待し寂しいか、はたまた暇か・・・（←ひねくれてます？

映画だから成り立つと言えば、その通りです

私的には、初恋の淡い思い出より、お互いの親の生き方の方に感銘を受けました

オム・テウン役のスンミンの母は、質素に暮らし贅沢をせずにお金を貯め、恐らく息子の為に僅かながらも貯金をしていました。

再開発で得たお金と合わせて渡したのだと思います。

学生時代に着ていた、あの苦い思い出のTシャツを未だに母親は着ていました。

これだけで母親がどんな生活を送っていたのか想像がつきます。

ここは泣けましたね！！（Ｔ＿Ｔ）

そしてボロくても、息子と離れる寂しさがあっても何十年と住み続けたこの家に残ると・・・

一方、ハン・ガイン役のソヨンの父親は病に臥せ、笑うことも普通に食事することもできずただ「家に帰りたい」と・・・・

ソヨンは父の為に、恐らく自分の為にも家をリノベーションしました。

我が家に戻った父親の表情は生き生きとしていましたね。

最期はどこで迎えたいか・・・・

できることならば、住み慣れた我が家でと望み、望まれると思いますが昨今は難しいのが現状ですね

お互いの生き方を家という誰しもが側にある存在を通して描いていたのは、非常に感動しました。

初恋だけの話だと私の中での評価は、フツウだったと思います

ソヨンがリノベーションした家は、カフェになっています

一度壊されたとかなんとか・・・・

チェジュ島に行った際は是非行きたいですね

初恋に対してブツブツ文句を言いながらも、物語の描き方は綺麗でした。

今年見た映画の中で一番ではないですが、いい映画ではないでしょうか。

建築学概論～感想～