【6月】
6月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:576
ナイス数:39
教団Xの感想
★1つ(辛口ですいません)。私には読むのに難儀な本でした。「セックス」を主とする宗教集団を軸とはしているが、内容が難儀と言うか突飛と言うか。宇宙、素粒子などのくだりはほぼすっ飛ばしていました。じっくり読んでも頭に入って来ない。リアルな性描写はここまで必要だったのか?と思うほどのシーンもあるし、話自体があっちこっちと飛ぶので初読では結局何を伝えたいのか分からない。何がしたい教団なのかも分からない。きっと何度も読む事により視点が変わり、面白いのかもしれないが私は再読しない。
読了日:06月21日 著者:中村 文則
【7月】
7月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:492
ナイス数:21
瑠璃の雫 (角川文庫)の感想
★2.5。入退院を繰り返す母を持つ美緒&充。親は離婚し親は母親だけなのにアル中。母の従妹の薫がせめてもの救い。薫と生活する延長線で元検事である「ケンジさん」と出会い美緒は鬱屈した生活に少しの光を見出す。薫とケンジさん。良識ある大人の中で心を取り戻していく美緒だが、ケンジさんの娘さん(瑠璃ちゃん)の誘拐事件を知ることになり、大きくなった美緒はそお未解決事件を探り、自身の身にも起こった末弟の死の真相にも辿り着く。後半一気に2つの事件の真相が片付くが、力技ではなく点が一気に線になったという印象。
読了日:07月15日 著者:伊岡 瞬
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