昨日は店を手伝った。
電話が鳴った。
『今日やってる?』
「営業しております」『あっそ、ガチャ』
兄となんだろか…と話してました。
お客様もボチボチ入ってきた最中、電話が鳴りました。
『今向かってる、お店の入口開けといて、前に行った事ある、
杖ついてる、見ればわかる』 ガチャ
…?????????取りあえず入口に立ちました。
いらっしゃいません…
また電話が鳴りました
『店の前立っててよ(怒)』
…?????????
「はい、ただ今出てましたが?」
『出て俺を見てくれ』「かしこまりました」
子機を持って表に出ました。
遠くに迷っている白杖の方が見えました。
なるほど…
勿論走って迎えに行き、店内まで案内しました。
以前ヘルパーさんと来店した事のある盲目の方でした。
今度は一人で来店してくださいました。
一人で迷いながらも来店して頂いて、とても嬉しく、反面申し訳ない思った。
もっと早く電話の意味を理解できれば、迎えに行けたのにって…
そのお客様は何杯かアルコールと料理を楽しみ、帰られました。
また安心して来店していただきたい。
私、思いました…。
店がある所は下町で自転車の町です。
通りの点字ブロック上に自転車を止めて買物に行く方の多さに憤慨しました。
区にメールもしましたが、一向に改善されずにいます。
もしも、このブログを読んで下さった方で、
点字ブロックを気にして歩いた事がない方がいらっしゃたら、
一度気にして歩いてみて下さい。
そして暗闇の中を杖とその道を頼りに歩く事を想像して下さい。
また、MISIAのライブ会場で白杖を持ち、
帰りの人込みに立ち往生してる方を見た事があります。
もし人込みで困っている方をみたら、
ご自分の方法でいいと思いますので、
そっと助けてあげて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。