ルームシェア素顔のカレ 栗巻文太9日目



「すいません、何か答えてもらえますか!?」

マスコミ達に質問攻めになり頭が真っ白になる主人公

すると翔ちゃんがさっと主人公の前にたち


翔吉
「・・・やめてください!」


…翔ちゃんがカッコイい・・!ふだんナヨナヨっとしてそうな翔ちゃんが進んで助けてくれた姿にキュンキュンきました。いやぁ~最近ささいなことに萌えてしまう私はなにか病にかかっているようです。←え



その後桜庭さんと和人さんも助けてくれます。和人さんのキレた顔初めてみた・・・・!!!!!!

和人さんは主人公たち3人を部屋に戻し、あとは対応してくれるみたいです。大人って素敵・・・←最近惚れっぽい




夕方。


四つ葉荘のリビングに集結するみんな。外にはまだマスコミが溢れている。
起きてきた栗巻さんも、状況を知って黙り込んでいる

……………って栗巻さん。
寝てたんかい。



清田
「ったく。まったく迷惑な話だぜ……おい、聞いてんのか?」


清田さんの言葉に栗巻さんは返事をしないままテレビを見つめている。


和人
「そいいう言い方はよせ。お前だって俺に迷惑かけてること、あるだろ?」


その言葉に清田さんはグッと言葉をつまらせた。
あ、いろいろ迷惑かけてるんだ清田さん。(笑)
問題児そうだもんね(・∀・)

すると栗巻さんがバッとたちあがる。


桜庭
「わっ、急にどうしたの、文ちゃん?」

みんなの視線が栗巻さんに集まる。


栗巻
「……出て行く」


「え……」


栗巻さんはそういうと自分の部屋に戻っていってしまった。



静まりかえるリビングの中で視線が清田さんに集中する。


清田
「なんだよ、俺のせいだっていいたいのか?


やかましいことがなけりゃ、堂々としてりゃいいだろ!!・・・・ったく!」


清田さんの怒鳴り声に、今まで黙っていた翔ちゃんが口を挟む。


翔吉
「いわれのないことで心の痛めてる人は、世の中多いんじゃないですか?」


翔ちゃんにしてはめずらしくトゲのある言葉に、清田さんはムッとしたように立ち上がる。


清田
「とばっちりかよ。……俺はこんなとこで仲良しごっこする気はねえよ。……部屋に戻る。」


そういって出て行ってしまった清田さん。
翔ちゃんがなんだよあれ・・と言うと、桜庭さんは清田さんに悪気はないと言います。悪気がなかったらいいのかと熱くいう翔ちゃん。

桜庭
「それは違うけど…でも、あいつのオヤジ、政治家だろ?
だから、いつ自分に同じことが起こるかわからないんだ。
少なくとも俺たちより、栗巻に近い存在だと思うよ。」



すると、部屋から栗巻さんがでてきた。手には大きめのカバンが。

桜庭
「うわっマジかよ」

栗巻
「お世話になりました」



そんな栗巻さんを和人さんは引き止めます。なんとか説得し、栗巻さんはまた部屋に籠もってしまう。
そんな緊迫した空気を和人さんがご飯の支度をしよう、という一言で解かれます。
そんななかずっと黙っていた菊原さんがリビングから出て行こうとする。


桜庭
「どこいくの?」

菊原
「アトリエ。今なら誰もいないだろうから」
とやわらかく微笑む。

千尋さんも不思議なタイプというか・・・やはり大学生は難しい。。




夕食。
沈黙の中の食事でリビングは重い空気になる。

和人
「創一、ちゃんと文太に謝ったのか?」

清田
「……あ?どうして俺が……」

そういいかけてみんなの顔をみると、みんな清田さんに視線が集中していて、ためいきをついて栗巻さんを見た。


清田
「……悪かったよ。煮え切らないお前の態度な少しイラついた」

そういうと照れくさそうに料理にがっついた。


しかし栗巻さんは少しためいきをついた後、無言で料理をたべ部屋に戻ってしまう。


────────屋上

夕食がおわり息抜きしようと屋上へやってくると、またまたいました千尋さん。
最近タバコの本数が増えたらしく、栗巻さんが心配だから余計ですね、というと

菊原
「……俺?俺がどうして栗巻を心配しないといけないの?」


なんて冷たい発言。。


菊原
「……俺は誰にでも優しいわけじゃないよ」


「……え?


あの……どういう意味ですか?」


菊原
「……どういう意味だと思う?」


菊原さんの意味深な口調に主人公の心は揺れる。


菊原
「いいね、その表情。……じゃ」


そういうと菊原さんは屋上から出て行きました。



あぁあ。あうやく殺られるところだった。。

だからだめだってば。
私が今攻略してるのは栗巻さんだってば。



主人公は夜景に目を向けていると、ふと主人公に向ける視線を感じた。


「・・・あ。栗巻さん。」



栗巻
「誰もいないと思ったのに」


あー。千尋さんのあとの栗巻さんは萎える←



栗巻さんは父親を信用していないみたいで、あの事件もやりかねないと思っているみたいです。


しばらくたったら出て行くらしいです。そうですか。。←引き留めろよ



─────────病院


空のベッドに伏せて涙ぐむ若い男性の姿が。

かつてそこから感じられたはずの温もりは、今はもうない。


若い男性
「母さん……」


するとある男性が現れる。


男性
「……いつまでそうしているつもりだ。お前ももう、中学を卒業するんだろう?」


若い男性は目尻にためた涙を拭うと、男性の顔をにらみつけた


若い男性
「……どうして母さんの最期にきてくれなかったんだ」

男性
「大事な会合があったんだ」

若い男性
「母さんと会合、どっちが大事なんだよ!!」


男性はその言葉に応えず背中を向ける


男性
「……手続きは終わった。帰るぞ」


若い男性
「父さん!!」


男性
「……それから……今までは母さんがいたから許していたが……お前にカメラの才能はない。あきらめろ」

若い男性
「な……なに言って」


男性
「お前には、私のあとを継いでもらわないといけない」


若い男性
「俺はそんな気はない」

男性
「お前の気持ちなど関係ない。……いいな、カメラはやめろ」

そういって病院から出て行く。

若い男性
「……あんたのいいなりになんかならない」


若い男性は唇をぎゅっと噛み締めた



────────翌日

アトリエでまた栗巻さんと会い、主人公はいつからカメラをしているか聞く。


栗巻
「……中学1年くらいのときから……7年くらい前?」


すごい、と感動する主人公。そして、今まで撮られたことは逆に少ないのではないかと聞くと、小学校以来ないと話す栗巻さん。
主人公は栗巻さんの写真が撮りたくなり、携帯で撮影していいか聞きます。


栗巻
「ほかのを撮ったほうがいい」

とフッと笑うが、主人公は栗巻さんがいいと言うと栗巻さんは主人公の顔を見つめます


栗巻
「……いいよ、撮っても」



え!?と驚き、喜ぶ主人公。しかしなかなか撮影の仕方がわからなく栗巻さんが笑いながら「大丈夫?」と言った時にカシャッっと撮影されます。

その栗巻さんの顔はやわらかく微笑んでいる。

栗巻さんはそれをみて驚きます


栗巻
「……これが……俺?


俺……こんな風に笑ってるんだ……」



そうつぶやいて主人公の顔をみます。


栗巻
「キミの前では俺……こんな風にしているんだね」


・・・・たまにね。ww



そんなこんなで9日目終了です~( ´艸`)
栗巻さん、お母さん亡くしてるんですね。
なんか所々出てくる回想シーン、泣けます。
そんな栗巻さんを主人公救ってあげてぇ~!!!!!