その日から沙也加がマネージャーに加わった
「よろしく」
沙也加はニッコリわらった
「あ、どうも・・・」
主人公は控えめな挨拶した
「私は栄子。よろしくね!!」
「沙也加って呼んでね」
(なんだ・・いい子そう・・)
主人公と栄子はほっとしたのもつかの間
「ねえ、○○さんだっけ?」
「あっ、○○でいいよ!!」
「じゃあ○○。
大翔とつきあってるの?
」
沙也加は真剣な顔でサラリと聞いた
「そんなわけないよ私はただ風間くんと同じクラスだから仲良くさせてもらってるだけで・・・」
「でも・・・大翔は中学時代、女には全く興味なくて、ツンケンしてたの。だから、今日いちゃついてるのを見てびっくりしちゃった。」
「あれは向こうが勝手に・・・・!!」
主人公が言い掛けたその時
「沙也加は好きなの?」
と栄子もサラリと聞き返した
(栄子・・・すごい・・笑)
「うん。中学から好きだった。本人は冗談だと思ってるけど・・・」
沙也加の目は真剣だった
「○○は好きなの?」
少し沙也加の目が怖い─…
「いやいやいやいや、いい友達だと思ってるよ」
主人公が必死で否定すると沙也加はにっこり笑って
「よかったあ!!二人とは仲良くやっていけそう!!これからよろしくね!!」
そういって大翔の方へ行ってしまった
「○○…あんた、ターゲットにされないようにね。」
「・・・うん。」
次の日から沙也加は大翔に会いに教室へくることが多くなった
大翔は楽しそうに話していたが、
「あ・・○○、パン買いに行くからついてこい」
と主人公を指名した
「え・・・私・・・?」
少し困ったような声になってしまう
(沙也加さんと行けばいいじゃない・・また誤解されちゃう・・・)
主人公は少し沙也加を警戒していた
「コンビニなら私つきあおうか?」
「あー・・大丈夫、さんきゅーな!!」
そう言うと主人公の手をとり
「ほらっ行くぞ」
と連れ出すのだった
(ああ・・・沙也加さんが見てる・・・)
主人公は直視できないまま教室を出て行った
教室をでても大翔は手を離してくれなかった
「風間くん・・あの・・・・」
「おー?」
「手・・・」
「なんだよ・・嫌なのかよ・・」
少しふてくされた表情で大翔は言った
「いや、あの・・・そーゆーわけじゃ・・」
(みんなが・・見てる・・)
主人公は言えなかった
「なら早く行くぞ」
またぎゅうっと強く握られた
(ほんと・・オレ様だよね・・)
沙也加は教室のドアから
二人の後ろ姿を見ていた──………
────昼休み
「あれっ・・??」
「○○どうしたの?」
「ジャージがない!!」
「えっ?ロッカーにも?」
「だって今日洗ってきたから、カバンに入れたはず・・・」
「忘れたんじゃないの?」
「えー・・・」
(確かに朝まではカバンにあったんだけどなあ・・・)
主人公は考えながら、教室中を探した
「どうした?」
大翔と瞬とアキラが
こっちへきた
「ねえ、○○の体操服知らない?」
「んなもん誰が盗むんだよ~」
大翔が笑った
「ないの?」
瞬は真剣な顔で聞く
「うん。朝まではあったんだけど・・・」
「よし、俺落とし物箱の中探してくるよ」
とアキラは走り出した
「まじかよ・・・じゃあ俺と瞬は部室とか見とくから、お前等は心当たりがありそうなところ探せ」
「でも・・せっかくの休み時間・・」
そう言い掛けると大翔が
「気にすんな」
と優しい顔で頭をポンッと叩き、教室を出て行った
「ちょ・・みんな優しすぎる!!!風間くん・・やっぱアイツはモテるのもわかるわー!!」
栄子は一人興奮していた
(悪いことしちゃった・・)
そう思ってると、栄子がハッと
「そう言えばさ、よく少女マンガであるパターン、焼却炉じゃない?」
「え・・・まさか・・・」
「行ってみよう!!!!」
二人は焼却炉へ向かった
ガラガラガラ・・・・
焼却炉をあけると、ジャージらしきものがボロボロに刻まれて捨ててある
「これ・・・・・・」
「私のだ。」
「最低!!!!誰よ、○○のジャージこんなことしたの!!!!!!!」
主人公は唇をぎゅっと噛み締めて、
「とりあえず、みんなのところに帰ろう。栄子、みんなに余計なことさせたくないから、忘れたってことにして?」
「でも○○・・・!!」
「面倒くさいことにさせたくないの。お願い!!」
主人公が手を合わせると
「もー・・・なんてお人好しなのよ・・。。でもいったい誰が────……」
─────一方で、大翔と瞬は部室からでて歩いていた
「あーくそ。ねえな・・」
大翔がイライラしていると
「あれっ大翔!!」
沙也加の声だ
「おう、沙也加か!!」
「こんな時間にどうしてここに?」
「あー・・○○のジャージが盗まれた。知らねー?」
「えっ・・・・」
沙也加は少し同様し
「○・・○○ちゃんが忘れただけじゃない??」
「だといいんだけどさー」
「私もクラスの子に呼びかけてみるね!!」
沙也加はニッコリ笑った
「おー。助かる、さすが沙也加だな」
「えへへ」
「じゃ、行くわ。またな」
大翔と瞬は歩き出した
瞬は沙也加にすれ違い様に
「あんた、うそつくの下手だね」
とボソッと言い残した。
「よろしく」
沙也加はニッコリわらった
「あ、どうも・・・」
主人公は控えめな挨拶した
「私は栄子。よろしくね!!」
「沙也加って呼んでね」
(なんだ・・いい子そう・・)
主人公と栄子はほっとしたのもつかの間
「ねえ、○○さんだっけ?」
「あっ、○○でいいよ!!」
「じゃあ○○。
大翔とつきあってるの?
」
沙也加は真剣な顔でサラリと聞いた
「そんなわけないよ私はただ風間くんと同じクラスだから仲良くさせてもらってるだけで・・・」
「でも・・・大翔は中学時代、女には全く興味なくて、ツンケンしてたの。だから、今日いちゃついてるのを見てびっくりしちゃった。」
「あれは向こうが勝手に・・・・!!」
主人公が言い掛けたその時
「沙也加は好きなの?」
と栄子もサラリと聞き返した
(栄子・・・すごい・・笑)
「うん。中学から好きだった。本人は冗談だと思ってるけど・・・」
沙也加の目は真剣だった
「○○は好きなの?」
少し沙也加の目が怖い─…
「いやいやいやいや、いい友達だと思ってるよ」
主人公が必死で否定すると沙也加はにっこり笑って
「よかったあ!!二人とは仲良くやっていけそう!!これからよろしくね!!」
そういって大翔の方へ行ってしまった
「○○…あんた、ターゲットにされないようにね。」
「・・・うん。」
次の日から沙也加は大翔に会いに教室へくることが多くなった
大翔は楽しそうに話していたが、
「あ・・○○、パン買いに行くからついてこい」
と主人公を指名した
「え・・・私・・・?」
少し困ったような声になってしまう
(沙也加さんと行けばいいじゃない・・また誤解されちゃう・・・)
主人公は少し沙也加を警戒していた
「コンビニなら私つきあおうか?」
「あー・・大丈夫、さんきゅーな!!」
そう言うと主人公の手をとり
「ほらっ行くぞ」
と連れ出すのだった
(ああ・・・沙也加さんが見てる・・・)
主人公は直視できないまま教室を出て行った
教室をでても大翔は手を離してくれなかった
「風間くん・・あの・・・・」
「おー?」
「手・・・」
「なんだよ・・嫌なのかよ・・」
少しふてくされた表情で大翔は言った
「いや、あの・・・そーゆーわけじゃ・・」
(みんなが・・見てる・・)
主人公は言えなかった
「なら早く行くぞ」
またぎゅうっと強く握られた
(ほんと・・オレ様だよね・・)
沙也加は教室のドアから
二人の後ろ姿を見ていた──………
────昼休み
「あれっ・・??」
「○○どうしたの?」
「ジャージがない!!」
「えっ?ロッカーにも?」
「だって今日洗ってきたから、カバンに入れたはず・・・」
「忘れたんじゃないの?」
「えー・・・」
(確かに朝まではカバンにあったんだけどなあ・・・)
主人公は考えながら、教室中を探した
「どうした?」
大翔と瞬とアキラが
こっちへきた
「ねえ、○○の体操服知らない?」
「んなもん誰が盗むんだよ~」
大翔が笑った
「ないの?」
瞬は真剣な顔で聞く
「うん。朝まではあったんだけど・・・」
「よし、俺落とし物箱の中探してくるよ」
とアキラは走り出した
「まじかよ・・・じゃあ俺と瞬は部室とか見とくから、お前等は心当たりがありそうなところ探せ」
「でも・・せっかくの休み時間・・」
そう言い掛けると大翔が
「気にすんな」
と優しい顔で頭をポンッと叩き、教室を出て行った
「ちょ・・みんな優しすぎる!!!風間くん・・やっぱアイツはモテるのもわかるわー!!」
栄子は一人興奮していた
(悪いことしちゃった・・)
そう思ってると、栄子がハッと
「そう言えばさ、よく少女マンガであるパターン、焼却炉じゃない?」
「え・・・まさか・・・」
「行ってみよう!!!!」
二人は焼却炉へ向かった
ガラガラガラ・・・・
焼却炉をあけると、ジャージらしきものがボロボロに刻まれて捨ててある
「これ・・・・・・」
「私のだ。」
「最低!!!!誰よ、○○のジャージこんなことしたの!!!!!!!」
主人公は唇をぎゅっと噛み締めて、
「とりあえず、みんなのところに帰ろう。栄子、みんなに余計なことさせたくないから、忘れたってことにして?」
「でも○○・・・!!」
「面倒くさいことにさせたくないの。お願い!!」
主人公が手を合わせると
「もー・・・なんてお人好しなのよ・・。。でもいったい誰が────……」
─────一方で、大翔と瞬は部室からでて歩いていた
「あーくそ。ねえな・・」
大翔がイライラしていると
「あれっ大翔!!」
沙也加の声だ
「おう、沙也加か!!」
「こんな時間にどうしてここに?」
「あー・・○○のジャージが盗まれた。知らねー?」
「えっ・・・・」
沙也加は少し同様し
「○・・○○ちゃんが忘れただけじゃない??」
「だといいんだけどさー」
「私もクラスの子に呼びかけてみるね!!」
沙也加はニッコリ笑った
「おー。助かる、さすが沙也加だな」
「えへへ」
「じゃ、行くわ。またな」
大翔と瞬は歩き出した
瞬は沙也加にすれ違い様に
「あんた、うそつくの下手だね」
とボソッと言い残した。