「はあ~…。」
栄子は違うクラブを見に行くと言い、主人公はそんな気分ではないから先に帰ることにした。
(伊吹くん・・嫌われちゃったな。せっかく仲良くなれるかもしれないって思ってたのに。)
主人公はとぼとぼとグラウンドの横を歩いていた。
すると
「すいませーん。ボールとってくださーい」
とグラウンドから聞こえた
主人公が振り向くと、相手は風間大翔だった。
足下をみるとサッカーボールが転がっていた
「え・・?ああ、うん」
主人公は大翔の方に向かってキックした
「お!!うまいじゃん!!サッカー部のマネージャーむいてるんじゃねーの?なんてな!!」
大翔は冗談っぽく言って笑って主人公の顔をチラッと見たあと、急に焦りだした
「ど、どうしたんだよ?」
「え、なにが??」
「なんか、今日のお前、お前らしくないっていうか・・。いつものようにうるさくねーし。」
「・・・・」
「なんかあったのか?」
大翔は急に真剣になった。
主人公は真剣に心配してくれている大翔をみて、心があったかくなった。
「んーん、大丈夫だよ。風間くんって、優しいんだね。」
主人公がそういうと、大翔は一気に顔が赤くなった。
「べ・・・別に優しくなんか・・・」
(あれ・・・顔真っ赤・・。もしかして照れて・・)
「ぷっ」
主人公は真っ赤な大翔をみて、笑ってしまった。
「おい、何俺見て笑ってんだよ!!」
大翔は顔を赤くしながら怒った
「ごめんって!!それよりさ、サッカー戻らなくていいの??」
「ああ、今休憩時間。なんか動いてたくて自主練してた。」
「へ~!!すごいね、風間くんって本当にサッカー好きなんだね!!」
「まぁーな。小さい頃からやってたし・・・。
俺さ、クラブチームのサッカーに入った当時はヘタくそで、正直辞めようか迷ったんだよな。
でも、少しでもみんなに追いつけるように人一倍自主練したり体力つけたりしてて。
そんである日、試合で先輩がケガして、代わりにお前がでろって監督に言われて。
監督は俺がかげで練習してたのを知ってたらしいんだ。
で、俺、そこで1点決めたんだ。
試合は負けたけど、俺にとってはそのゴールはサッカーを好きにならせた瞬間だったんだ。」
大翔は嬉しそうにサッカーについて話した
主人公はそんな大翔の一面を見て驚いた。
「なんか・・風間くんってスポーツ万能だから、出来ないものなんかないって思ってた。でも実際はいっぱい努力してたんだね」
「ま、もともと俺の運動能力が高かったんだろうな」
「もー!!せっかく人が感動してたのに・・・今のせりふで台無し!!」
主人公は怒って大翔を見ると、大翔は優しい目で主人公を見ていた
「お前らしくなってんじゃん。」
「え・・・」
「お前はいつも教室で相方といる時みたいに、ニコニコ笑って元気な方がいい。」
「そ・・・そうかな・・」
主人公は照れてしまった
「おー!!俺が言ってるんだから間違いない!!」
大翔は主人公の背中をポンっと叩いた
「風間くん・・ありがと。
風間くんもサッカー頑張ってね!!
前昼休み来栖くん達とサッカーしてるしてるところみたけど・・やっぱり風間くんが一番かっこよかったよ!!」
主人公が笑顔で言うと
「あ・・あたりめーだろ!!」
と大翔はまた顔を赤くした。
「私、これからも応援するから!!ファン一号ね!!」
大翔は笑った
「おー、わかったよ」
「じゃ、帰るね」
主人公が校門に向かって歩こうとした時だった
「おい、待てよ」
振り向くと大翔は頭をポリポリかき、視線をそらしながらこういった
「ファン一号なら、そばで応援してくれねーの?」
「え・・?」
主人公はきょとんとした
「…………だー!!もう!!
だから・・マネージャーになれって言ってんの!!
あーなんかお前といると調子狂う・・。」
大翔は真っ赤になり目を合わしてくれない。
「も~……風間くんセコいよ!!
そんな風に言われたら断れないじゃん!!」
「え・・それって・・・」
「栄子にも相談してみるけど、うん。決めた。私サッカー部のマネージャーになりたい!!」
その瞬間大翔は
「よっしゃ~~~~!!!!!!!!!!!」
と叫び大きくガッツポーズをした
その瞬間─────────
「ゴルァ風間────────────────!!!!!!!!!
休憩時間は終わっとるぞ!!!!早くこんかい─────────────────────!!!!!!!」
監督がグラウンドからメガホンで叫んでいる
「やっべ!!!!!監督にしばかれる!!!!!
じゃ、俺行くわ!!」
「あ、うん・・・
がんばれ風間選手!!!!!」
主人公がそういうと、グラウンドに向かって走っていたはピタっと止まってこっちをみた
「ったりめーだろ!!」
大翔は余裕の笑みをして、またグラウンドへ戻っていった
この日で大翔と主人公の仲は一気に縮まった
栄子は違うクラブを見に行くと言い、主人公はそんな気分ではないから先に帰ることにした。
(伊吹くん・・嫌われちゃったな。せっかく仲良くなれるかもしれないって思ってたのに。)
主人公はとぼとぼとグラウンドの横を歩いていた。
すると
「すいませーん。ボールとってくださーい」
とグラウンドから聞こえた
主人公が振り向くと、相手は風間大翔だった。
足下をみるとサッカーボールが転がっていた
「え・・?ああ、うん」
主人公は大翔の方に向かってキックした
「お!!うまいじゃん!!サッカー部のマネージャーむいてるんじゃねーの?なんてな!!」
大翔は冗談っぽく言って笑って主人公の顔をチラッと見たあと、急に焦りだした
「ど、どうしたんだよ?」
「え、なにが??」
「なんか、今日のお前、お前らしくないっていうか・・。いつものようにうるさくねーし。」
「・・・・」
「なんかあったのか?」
大翔は急に真剣になった。
主人公は真剣に心配してくれている大翔をみて、心があったかくなった。
「んーん、大丈夫だよ。風間くんって、優しいんだね。」
主人公がそういうと、大翔は一気に顔が赤くなった。
「べ・・・別に優しくなんか・・・」
(あれ・・・顔真っ赤・・。もしかして照れて・・)
「ぷっ」
主人公は真っ赤な大翔をみて、笑ってしまった。
「おい、何俺見て笑ってんだよ!!」
大翔は顔を赤くしながら怒った
「ごめんって!!それよりさ、サッカー戻らなくていいの??」
「ああ、今休憩時間。なんか動いてたくて自主練してた。」
「へ~!!すごいね、風間くんって本当にサッカー好きなんだね!!」
「まぁーな。小さい頃からやってたし・・・。
俺さ、クラブチームのサッカーに入った当時はヘタくそで、正直辞めようか迷ったんだよな。
でも、少しでもみんなに追いつけるように人一倍自主練したり体力つけたりしてて。
そんである日、試合で先輩がケガして、代わりにお前がでろって監督に言われて。
監督は俺がかげで練習してたのを知ってたらしいんだ。
で、俺、そこで1点決めたんだ。
試合は負けたけど、俺にとってはそのゴールはサッカーを好きにならせた瞬間だったんだ。」
大翔は嬉しそうにサッカーについて話した
主人公はそんな大翔の一面を見て驚いた。
「なんか・・風間くんってスポーツ万能だから、出来ないものなんかないって思ってた。でも実際はいっぱい努力してたんだね」
「ま、もともと俺の運動能力が高かったんだろうな」
「もー!!せっかく人が感動してたのに・・・今のせりふで台無し!!」
主人公は怒って大翔を見ると、大翔は優しい目で主人公を見ていた
「お前らしくなってんじゃん。」
「え・・・」
「お前はいつも教室で相方といる時みたいに、ニコニコ笑って元気な方がいい。」
「そ・・・そうかな・・」
主人公は照れてしまった
「おー!!俺が言ってるんだから間違いない!!」
大翔は主人公の背中をポンっと叩いた
「風間くん・・ありがと。
風間くんもサッカー頑張ってね!!
前昼休み来栖くん達とサッカーしてるしてるところみたけど・・やっぱり風間くんが一番かっこよかったよ!!」
主人公が笑顔で言うと
「あ・・あたりめーだろ!!」
と大翔はまた顔を赤くした。
「私、これからも応援するから!!ファン一号ね!!」
大翔は笑った
「おー、わかったよ」
「じゃ、帰るね」
主人公が校門に向かって歩こうとした時だった
「おい、待てよ」
振り向くと大翔は頭をポリポリかき、視線をそらしながらこういった
「ファン一号なら、そばで応援してくれねーの?」
「え・・?」
主人公はきょとんとした
「…………だー!!もう!!
だから・・マネージャーになれって言ってんの!!
あーなんかお前といると調子狂う・・。」
大翔は真っ赤になり目を合わしてくれない。
「も~……風間くんセコいよ!!
そんな風に言われたら断れないじゃん!!」
「え・・それって・・・」
「栄子にも相談してみるけど、うん。決めた。私サッカー部のマネージャーになりたい!!」
その瞬間大翔は
「よっしゃ~~~~!!!!!!!!!!!」
と叫び大きくガッツポーズをした
その瞬間─────────
「ゴルァ風間────────────────!!!!!!!!!
休憩時間は終わっとるぞ!!!!早くこんかい─────────────────────!!!!!!!」
監督がグラウンドからメガホンで叫んでいる
「やっべ!!!!!監督にしばかれる!!!!!
じゃ、俺行くわ!!」
「あ、うん・・・
がんばれ風間選手!!!!!」
主人公がそういうと、グラウンドに向かって走っていたはピタっと止まってこっちをみた
「ったりめーだろ!!」
大翔は余裕の笑みをして、またグラウンドへ戻っていった
この日で大翔と主人公の仲は一気に縮まった