手術室に入り、点滴を入れられた途端に震えてきて、お腹の子たちを手離したくたくなくて、ボロボロ泣いた
咄嗟にお腹をさすって、大丈夫だよ大丈夫だよって。
一番最初に診察してくれた先生が、私の手を握ってくれて。
どんどんこぼれる涙をずっと拭いてくれて
いつ麻酔が入ったか分からないけど、一瞬で頭がジンジンしてきて瞼も開かなくなった。
意識が戻り始めたくらいに手術も終わりかけだったのかな?あんまり覚えてないけど、体感的には5分とかそのくらい。2人分だから、実際は1時間弱かかったみたいだけど。
夫が待機しててくれてたから一瞬会って、私はそのまま病室へ。
その時もまだ泣いてた。
手術中もずっと泣いてたと、先生が夫に説明してたのはぼんやり聞こえてた。
トイレもわりとすんなり行けて、30分もしないで動けるようになった。
実感がない。もうお腹にはいないことが
夕食中、不思議なことが起きた
「おかーさーん
」って突然聞こえた
「おかあさんありがとう
」って言ってる気がした
全部勘違いでいい
気のせいでいい
おかあさんこそありがとうなんだけどな
二人とも仲良く同じ大きさでずっと育ってたから
栄養取り合うことなく、偏りなく順調に元気に育ってくれてたから
それだけで充分だよ
親孝行だよ
おかあさんはあなたたちに何をしてあげられたんだろう
そんなことグルグル考えながら一晩過ごしました