何がしたい訳でもないニューヨーク旅行
フラッとやってこなしちゃう自分、それを羨んでくれる廻りからの言葉を聞くのが幸せだった
普通じゃない事の優越感
凄いだろって内心思って、表では謙虚に振る舞う
それが自分のスタイルだった
羽田空港に着いただけで、日本に帰りたい気分になる
搭乗口はすでに海外だ
何を話しているかわからない隣人に恐怖を感じ、旅慣れた日本人に屈辱を感じる
1人で行動する事自体苦手な奴が、何でよりによって1人でニューヨークに行くんだろう
耳を塞ぐように付けたイヤホンから日本語の歌詞を聞いて、心落ち着ける
結局日本に居るのと同じだ
長時間ものフライトが、色々思いや考えを麻痺させてくれる
トランジットのタイミングあたりになると、今を過ごす事に必死になってる自分に気がつく
入国審査、パッケージクレーム、手荷物検査
さっきまであんなに廻りからの事を気にしてたのが不思議なくらい
what you go on do
what would you do
ニューヨークは怖い、危ないと言われるけれど、東京の方が怖い
ニューヨークは十人十色の人が居るけど、十人十色を尊重して共存している
人種が豊か過ぎるが故に、それはそれ、これはこれなんだろう
運転が下手な奴がいればクラクション鳴らすけど、だから何って事はない
スタイルが独特な人が居ても、that's coolで終わる
けど東京はどうだろう。悪しきもの。つまりはその土地のルールで右習えが出来ないと悪とされる
省こうとする集団行動が始まる
だからちょっとしたトライも出来ない。させない
それはすごい怖い事だと思った
島国ならではの鎖国体質なんだなと思った
お互い様精神って日本にもあるけど、それとは違った感覚
細かい事は気にしないってゆうお互い様スタイル
ひたすらサイレンとクラクションが鳴ってる
歩行者の方が偉いのかってくらい信号無視は当たり前
ドライバーもわかってて走ってる
鳴らす時は、渡れる力量がないのに渡ろうとしてる人にだけ
まー意外とそーゆー人も多い
見せかけだけじゃ誰も驚かない
反応すらしない
じゃー何が出来るんだって
言われた時、誰しもが自分で誇れるものを持ってる
自分にはこれがあるって
それが他の人よりも優れているか劣っているかは、本人には何の関係もしないらしい
自分はこれで飯食ってるんだって感じで誇ってる
完璧を求めてない
ある程度あれば、ある程度でいい
自分もある程度かもしれない
それを求められない代わりに、相手にもある程度の期待でいる
それが物事の余裕をもたらし、チャレンジする余力を残しているのかもしれない
完璧よりもこなせるかどうか
一通り1日で濃厚に過ごすと、次の日からする事がなくなる
やっぱり何かしたいと思っていないと、この街は孤独になる
誰しもがそれぞれの生活で、それぞれの人生を過ごしているから、誰も自分に興味を持ってくれやしない
自分からこれをしたい、こうなんだってアピールしないとこの街じゃやっていけない
自分に欠落してきた事だ
どうしてもこれをやったらとか、こうだとどうだって考えが先行する
それはそれで大切な時もある
でも自分がどうだって事を主張する方が、よっぽど大事だ
下調べして、事前に準備があったとしても、プラスアルファがなきゃ、疑似体験でも可能だ
今までそれでやってきた
だから経験者に対しては弱かった
i haveto something to do
必要に迫られれば、人はある程度の事は出来るようになる
例えば
歩き疲れて筋肉痛になった足の為に湿布を買ったり
お腹が空いてホットドッグを買ったり
気に入った絵を買いたかったり
相手が悪い人でボッタクられても、何とか手に入れる事は出来る
そして騙されたってゆう経験値も手に入れられる
望ましくはないけど、みんな通る道だ
地下鉄の時刻表は最初から見てない
時間通りじゃないとか言われるけど、言うほど頻度が少ない訳じゃない
来たのに乗れば良いだけ
行き先が変われば、乗換えればい
決めた事を決めたようにしなきゃいけない、いや、出来た方が好ましいけど、出来てなかったからって人生が終わる訳じゃない
なるようになる
そこまで正確に物事を進めるんだったら、寝る時間、ご飯を食べる時間、トイレの時間まで全てクリアにさせていれば話は別だけど、今度はその人生は過ごす意味あるの?って疑問になる
just on time but different a little
黒人の少年が、自分のバスケットチームのユニフォームの寄付を求めてきた
いつものように聞き取れるけど返せない流れ
英語話せないんだって答えたら、なんだお前黒人じゃないのかよって言われた
いつものごとく、ローカルと間違われて、観光客気分を味わえない
シガレットも当たり前のようにhey bro とせがまれる
胴回りが2倍くらいの蛍光イエローヘアの黒人マダムはえっくれないの?みたいな感じで見てくる
メトロカードも貸せ貸せオーラで改札で待ってる
お互い様だろって
耳元のアリシアキースはニューヨークを連呼してる
夢を掴むんだって
ここにはそれがあるって
目の前の光景も、これもニューヨークだ
お互いを尊重し合う
尊敬じゃなく尊重
敬意を評するのではない
そこまではないけど、お互いの個性を重んじる関係性
自分の人生、思うように自由にやるけど、相手にもその対応をするけど、それが自分の人生を変えるほどの関わり合いをしない
だから伝えてみて、違うならほっておく
物乞いでさえ、金くれ何くれってゆうけど、余程欲しいか気分が悪くならない限り、それ以上してこない
それ以上して、予想外の事が自分にふりかかるのは嫌がる
そこまでは求めてないんだ
下手に関わるから相手も求めちゃう、期待しちゃうんだ
英語に対しての価値観も変わった
それぞれの人が好き好きにそれぞれの言葉を話す
でも違う人と話す時は英語を使う
それぞれが違うけど、せめてもの共有言語として英語を使うんだ
誰かが悪い事をしてる
目の前の悪い事は自分もやれば出来ちゃう
そんなに大した事じゃない
でもやらない
自分は自分だから
そんな所、好きだ
ニューヨークは思いの外狭い
立ち寄ってみた場所が、つい昨日行った場所のすぐ近くだったりする
全然違うジャンルのものが、隣接混在する街だ
ここにいる人達と日本で過ごす1日24時間は同じだ
何がどう違うのか
何が同じなのか
何が出来るのか
何がどうなってるのか
元々自己主張が出来ないのに
英語が話せたからって何を話すんだ
ニューヨーカーはバイタリティがすごく強い
そのパワフルさはどこからくるんだろう
無駄な干渉をしない
余計なお世話は少ない方だ
でも気遣う言葉があったり


