【この作業のきっかけ】

SRX400の右足ブレーキの角度を下げたところ、乗りやすさが劇的に改善した。

タンクに近すぎる妙な姿勢が改善され、乗りやすさ・姿勢ともとても楽になった。

左シフトペダルも調整して、もっと乗り心地のよいSRX400にするぞ!!

 

【実践と不都合】

シフトペダルの位置を下げたくて、シフトロッドのネジを緩め(長く)調整。

しかし、調整範囲を超えてしまいロッドが抜けてしまう。

シフトドラムからシフトアームを外し、角度を変更し取り付けたが、

こんどは各関節(エルボー)の角度がずれ、コリコリっとぎくしゃくした操作性になる。

(図面の引用元:ヤマハパーツカタログPC版、SRX400、3VN2、1991年モデル)

 

【ギクシャクの原因】

ペダルを下げた結果、各パーツの角度が最適な位置からずれてしまった事が原因。

シフトドラム軸・エルボー・シフトロッドは、90度の角度の時が最もロス無く力が伝わる。

理想的な角度は次の画像の通り、と思う。

 

【対策】

純正から少し長いロッドを自作しよう。15mmぐらい長くしたい。

 

【実証実験】

ロッドの片方に高ナットを取り付け、15mm延長した状態を再現する。

高ナットに止めねじを埋め込み、スペーサーナットのような部品をつくる。

こいつを、ロッドの先端に取り付けて延長する。

取り付けた様子↓

 

【結果】

シフトアップ・シフトダウンとも余計な力が必要なくなった。

上下どちらも、似た移動量となった。

 

続く。