今日、授業参観でした。
去年の授業参観でつまらなそうにしていて初めてPがしんどかったことに気づきました。
そして授業参観のあとから一人で登校できなくなりました。
授業参観のあと、親が持っていったお弁当を食べます。
そのお弁当を作るから、学校には一人で行ってほしいな♪
といい、火曜から金曜までは『練習』と称して一人で行くことができました。
そして今日。
行けませんでした。
授業参観で一人一人の発表があるのですが、それがPにとっては重いようです。
で、一緒に登校しました。
昨日の夜までは張り切っていたんですけどね。
もっと早く気づいていたら、Pはつらくなかったかもしれないのに。
Pは発表ごとは苦手です。
幼稚園のときも「夏まつり」で学年ごとの発表の際、年長まで泣いて嫌がってました。
遠足のバスの中、一人一人自己紹介、すきなことを言うのにマイクがまわるのですが
伏せって言えませんでした。
小学生になっても
習っているピアノ発表会には出れませんでした。
町内の子ども会で歓送迎会をしたときも自己紹介ができませんでした。
体操の大会にも出れませんでした。
でも、小学生になって学習発表会のときは自分の役をしっかりこなしました。
授業中は手を挙げ発表することが出来ます。
体育の授業では、体操を習っていて跳び箱もなわとびもマットも得意なので
みんなの前でお手本を披露しています。
まったく発表ができないわけではないのですが、どうしたらいいのか…
学校に着いても様子がおかしいので、担任の先生が教室にいらっしゃるまで
Pと一緒に待っていました。
「発表したくないの、わかったよ。どうしたらいいか、先生に相談しよ?
おかーさんは、無理しなくていいと思う。誰にでも苦手なことあるもん。」と
言ったのですがPは涙が止まりません。
先生に事情を説明したら、先生も「無理しなくてもいいよ。」と。
その言葉で私も泣きました。ホッとしました。
一時間目は体育だったのですが、授業が終わってから
わざわざ先生が様子を伝えるために自宅に電話をかけてくださいました。
体育ではいつもどおり、元気だったのこと。
私は改めて。
授業参観のとき、無理に発表させなくてもいいと思っていると伝えました。
先生もわかってくださり、状況を見て…ということになりました。
再び学校へ。
まだ授業中でしたが、その授業も見せてもらいました。
私が来たのを知った先生は、残りのわずかな時間で
二度もPをご指名。
黒板に書いたり、立って発表したり。
先生、大サービスでした。
と同時に、授業参観の発表はナイな、と確信/笑
で、授業参観。
みんな緊張しつつも前に出て発表します。
発表の前に先生が
「誰にでも得意なこと・苦手なことがある
失敗してもいいんだからね」とおっしゃった。
Pのこと、フォローしてくださった。
その間Pは机に伏せったり、涙を拭いたり。
本当は発表したいのに、出来ない悔しさなのかな?
どうしても出来ない!と辛いのかな?
Pの発表の順番は最後のほう。
もうすぐ順番っていうとき、近づいて
「しなくてもいいんだよ。大丈夫だから…」と声をかけた。
Pの番。
机に伏せってしまっている。
先生がPの発表を代読してくださる。
おともだちは 「え~ また先生読むの~」
とたくさんの声があがる。
多分、本番に向けての練習もPは先生に読んでもらっていた。
これには参った。
私も涙があふれる。
親として、出来ないPのことが情けなかったわけじゃない。
どーして出来ないの?とは全く思っていない。
どうしても踏ん切りがつかないPのことを思うと
たまらない。
登校も、習い事も。
どうしても、あと一歩が踏み出せない。
誰よりもPが一番辛いに決まっている。
辛いから、どうしたらいいか分からないから
親の私だったり先生に助けてほしいんだと思う。
そういう子にしてしまったのは私のせいだから。
Pに対して申し訳なくて自分が情けなくて。
そんな授業参観が終わり、私がへこんでしまっている。
やたら涙が止まらず、暗くなってしまう。
そんな私を見てPは一生懸命私に話し掛け、笑わせようとしたり
手伝いをしてくれたり、マッサージをしてくれる。
発表が苦手なのも、のーんびり見守っていきたいと思う。
全く出来ないわけじゃないから、きっとダイジョウブ。