私には兄がいます。
正直言って、仲悪いです
ちっちゃいころから大嫌いです…
名前で呼ばれず「馬のホネ」と呼ばれてました。
お金は盗むし、都合のいいときだけ利用する。
だからキライ。
なんでこんなに合わないんだろうね。
世の中の仲のいいキョウダイがうらやましい。
いまは遠くに住んでるから一年に一度も会わないし
それが救いです。
母はアニのほうがかわいいみたいです。
私が大人になってから気づいたのですが
母の気を引くための無意識の行いの数々。
アニの嫌いな食べ物は、私の好物でした。
アニの好きな食べ物は、私の嫌いな食べ物です。
大人になっても、この嫌いなものは嫌いなまま。
アニが嫌いなものでも、私は食べられるの~
アニが好きなのは、私はキライ!
小さいながらのアピールだったんだとおもう。
アニと私がまだ小学生のころ、
母からそれぞれに 「おてつだい」 を命じられました。
掃除の手伝い。
アニは手伝いをしなくとも、おとがめも催促もなし。
当然、アニは手伝いをほとんどしません。
私が手伝いをしないと、するまで口うるさく催促されます。
なんでなんだろう?
女だから? 将来のために?
母が洗濯物をたたんでくれました。
アニのぶんと私のぶんがモチロンあります。
私が部屋に持っていかず、そのままにしていれば
「たたんでやったのに!! 早く片付けなさい!!!!」
ハハはお怒りです。ま、当然ですけどね。
アニがそのままにしておくと
「持っていきなさいよ~」 と穏やかに言い
階段まで運んでくれる。
この差はなんなんだろうねぇ…
3学年差のキョウダイなので
私の高校入学と兄の高校卒業して進学が同じタイミング。
兄は遠くに進学。
母方の祖母から、100万お祝いをもらったんだって。
母いわく…
「アニにかかるお金の残りがアナタのお祝い」
…あ、そうですか。
アニは高校受験に失敗し私立高に進学した。
(田舎なのでほとんどの子が公立を受け、落ちた子は私立へいく)
私、公立受かりましたけど?
私のお祝いは、アニの残りですか、そうですか。
アニは別に大学に合格して進学するわけじゃなかった。
いきたかった大学には落ちて、遠くにある語学学校に行く。
そりゃ、お金もかかるだろーよ。
そんなこんなで、私の心のくろーいところがたまに疼く。